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いしかり (護衛艦)

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艦歴
建造者 三井造船 玉野事業所
運用者 海上自衛隊
計画 昭和52年度計画
発注 1977年
起工 1979年5月17日
進水 1980年3月18日
就役 1981年3月28日
退役
除籍 2007年10月17日
除籍後
その後
主要諸元
艦種 乙型警備艦
艦級 同型艦は無し
排水量 基準 1,290t
満載 1,600t
全長 85,0m
全幅 10.61m
深さ
高さ
吃水 3.5m
機関 CODOG方式、2軸推進
三菱 6DRV 35/44ディーゼルエンジン × 1基(5,000BHP
川崎/RRオリンパス TM3Bガスタービンエンジン × 1基(28,390SHP
機関出力
速力 最大速 25.2kt
公試 27.6kt
燃料
航続距離
潜航限界深度
乗員 94名
搭載量
兵装 76mm62口径単装速射砲 × 1基
ハープーンSSM4連装発射筒 × 2基
375mm対潜ロケット4連装発射機 × 1基
68式324mm3連装短魚雷発射管 × 2基
艦載機 {{{航空機}}}
艦載機
搭載総数 {{{総搭載機数}}}
飛行甲板
C4I OYQ-5 TDPSリンク 14
FCS-2-21B(81式2型21B) 砲FCS
レーダー OPS-28 低空警戒/対水上
OPS-19 航海
ソナー SQS-36D(J)
探索装置・
その他装置
電子戦
対抗手段
NOLR-6B ESM+OLR-9B RWR
Mk.137チャフ発射機 × 2基
SLQ-25対魚雷デコイ
愛称
モットー
その他

いしかりローマ字JDS Ishikari, DE-226)は、海上自衛隊護衛艦。艦名は石狩川に由来し、同型艦は無い。

目次

概要

海上自衛隊草創期に建造された駆潜艇(PC)を代替することを目的としたもので、当初は基準排水量1,000トン程度の仮称:沿岸警備艦(PCE)として計画された。冬季の日本海に対応した耐航性などが求められた結果大型化し、DEとして予算化されたものの、基準排水量1,290トンは海上自衛隊護衛艦としては史上最小である。

装備面ではハープーン対艦ミサイル発射筒を自衛艦として初めて搭載したことが、最大の特徴である。一方でアスロックの搭載は断念、対潜前投兵器はボフォース対潜ロケットとなっており、従来の護衛艦が対潜一辺倒であったのに対し、対水上重視という本艦の性格を如実に現している。この辺りは、ミサイル艇の整備が第4次防衛力整備計画以降なかなか実現しなかったこととの関連を指摘する向きもある。

主機はディーゼルエンジンガスタービンエンジンを組み合わせたCODOG方式で、これにより本艦は海上自衛隊最初のガスタービン装備護衛艦として、その名を留めることとなった。この他にも中央船楼式の艦型、76ミリ速射砲射撃指揮装置2型など、本艦で初めて採用された装備も多く、護衛艦建造史上に一線を画した存在となった。CIWS高性能20ミリ機関砲)の後日装備も計画されたが、実現していない。艦の前部に76ミリ速射砲とボフォース対潜ロケットを装備しており、ボフォースは艦橋直前の前甲板より一段高い箇所にある。艦尾にSSMランチャーを装備している。本艦は索敵用のレーダーを対水上用しか持っておらず、低空捜索は水上レーダーと兼用する他、主砲の射撃指揮装置で対空レーダーを代用している。

本艦は中央船楼型の船体を採用することで、寸法に比して大きな艦内容積を確保した。これは居住性の向上に貢献したが、その一方、艦首が小さくなり、日本海の荒波に対しては凌波性がいささか不足する結果となった。また、全体的に見て本艦の設計は余裕に乏しく過小と判断され、拡大改良型のゆうばり型護衛艦に移行することとなり、建造は1隻のみで打ち切られた。

艦歴

「いしかり」は、第4次防衛力整備計画に基づく昭和52年度計画警備艦1226号艦として、三井造船玉野事業所で1979年5月17日に起工、1980年3月18日進水、1981年3月28日に就役の後に大湊地方隊第32護衛隊に配属された。

1983年3月18日に大湊地方隊第35護衛隊に配属、1997年3月24日に大湊地方隊第27護衛隊に配属された。

2007年10月17日に除籍。

参考文献

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)
  • 編集部「アデュー! 初のガスタービンDE「いしかり」」、『世界の艦船』第683集、海人社、2007年12月、147-149頁。

関連項目

外部リンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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