キャミィ プロフィール
キャミィ (Cammy) は、カプコンの対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズに登場する架空の人物。 また、同社シューティングゲーム『ガンスパイク』の主人公。 フルネームはキャミィ・ホワイト (Cammy White) 。
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長く伸びた前髪と二房の三つ編み、頬に付いた傷跡が外見的な特徴の少女兵士。服装は帽子とハイレグのレオタードを着用している。小柄ながら肉体は鍛え上げられており、レオタードごしにも割れた腹筋が見てとれる。かつてシャドルーの総帥ベガにマインドコントロールされていた過去を持つ。
『ストリートファイターZERO』シリーズとVS.シリーズでは、かつてコードネーム "キラービー" としてベガの親衛隊に所属していたという設定になっている。水色の袖ありハイレグレオタードと同色の帽子のコスチュームで登場する。
この路線は『ストリートファイターZERO3』(以下『ZERO3』)でさらに推し進められ、「シャドルーの技術で肉体改造及びマインドコントロールを受けており、命令を忠実にこなすのみの戦闘機械となっていたが、闘いの中で自我に目覚めはじめる。しかし、その正体は朽ちていくベガの身体の代替として、ベガのDNAを用いて製造されたクローン」という設定になったが、遺伝子を改造されているのでベガとは全く人相の違う女性として誕生している。
家庭用『ストリートファイターZERO2'』では対戦モード限定のキャラクターとして登場しており、『ストリートファイターZERO ファイターズジェネレーション』では個別のストーリーが用意されてCPU戦でも使用可能になった。概ねの設定は変わらないが、「M計画」(『ZERO3』における一連のシャドルーの活動とも取れるが詳細は不明)の切り札として投入することが予定されているらしい。また、キャミィ一人で国家ひとつを壊滅させることも出来る、とベガは語っている。
後述するが『ストリートファイターII』シリーズにおいてはキャミィという呼称は「所持していたペンダントにあった "CAMM 740106" という文字を由来にデルタレッドの隊長であるウルフマン大佐によって付けられた」と明確に語られており、頬の傷についてもデルタレッドでの訓練中に付いたものとされている[1]。が、時系列では過去に位置する筈の『ZERO3』で既に頬に傷があり、同じキャミィという名前で呼ばれている。これは矛盾しているが「ストIIシリーズとストZEROシリーズはストーリーや出来事に直接の関係のないパラレルワールド的なものである」とカプコンがはっきり言い切った事で一応の解決がついている。家庭用『ZERO3』のユーリのストーリーでは完全に洗脳が解けた状態で登場する。
後にデルタレッドに所属することになる。
『ストリートファイターII』シリーズと『ストリートファイターIV』(家庭用)では英軍の特殊部隊「デルタレッド」に所属する。緑色の袖無しハイレグレオタードと赤いベレー帽のコスチュームで登場する。
嵐の夜、一人の少女が土砂崩れに巻き込まれた状態で英国情報部・特殊工作部隊に発見され、基地に保護された。事故のためか記憶喪失となっており、名前も身元も分らないその少女だが、所持品のペンダントにあった『CAMM 740106』という文字から「キャミィ」と名づけられる事となる。半ば保護・半ば監視という待遇で基地に身をおくキャミィだったが、事故で負った骨折が一週間で完治してしまう異常な回復速度を見せるなど、その身体は通常の人間とは異なっていた。さらにマインドコントロールで特定の人物をターゲットとした暗殺命令を刷り込まれていた事も発覚する。
軍上層部の注目を受けながら、やがてキャミィは望んで特殊部隊の訓練を受け始め、あらゆる科目で優秀な成績をおさめてカリキュラムを終えた。その後、犯罪組織シャドルーを巡る調査で黒幕のベガにたどり着き、そのベガの口から記憶を失う前の自分が3年前にシャドルーから送り込まれたスパイであったという衝撃の事実を知らされる。
『ストII』の数年後が舞台の『ストIV』においても引き続きデルタレッドに所属。作中では春麗、ガイル、リュウ、ケンとともにベガを倒したということになっているが[2]、キャミィ自身はベガの死とシャドルー壊滅に関しては懐疑的である。また、『~新たなる絆~』では南米で起こった不審なデリンジャー現象の調査をするべく、調査隊の隊長として初の隊長任務に臨んでいる[3]。その際にシャドルー暗躍の手がかりを発見し、同時期にシャドルーの調査を行っていたガイル&春麗と合流する。
恩人であるキース・ウルフマン大佐を父のように慕っている。
『ストII』と『ストIV』では口調が若干変わっている。『ストII』ではまだ幼げな口調であったが、『ストIV』ではやや高圧的な口調となっている(例をあげると2人称が『ストII』では「あなた」だが、『ストIV』では「おまえ」となる)。
初のコミカライズは中平正彦の漫画『スーパーストリートファイターII キャミィ外伝』。『キラービー』のコードネームは、同作者『ストリートファイターZERO』。また、同漫画用にカプコンの起こしたデザインが『Xスト』以降のデザインのベースになっている。また、中平の次作『さくらがんばる!』においてはさくらが近所にいる頬に傷のある野良猫「キャミィ」に印象が似ていた、と言う理由から思わず「キャミィちゃん」と呼んでしまったのを気に入って自分の名前にしたという事になっている。多数の作品においてバルログとのバトルシーンが多い。
アニメ映画『ストリートファイターII MOVIE』では物語序盤に麻薬撲滅を掲げるアルバート・セラーズ法務大臣の暗殺の為、ベガに洗脳された状態で登場。任務を遂行するも大勢のSPに逮捕され、インターポールの基地で春麗に取調べを受けていた。
TVアニメ『ストリートファイターII V』ではベガに雇われて暗殺を請け負う暗殺者という役柄で登場する。春麗の父を瀕死に追い込み、フェイロンと対等に戦い、またバイソンを一方的に倒すなどかなりの強さに描かれている。ちなみにTVアニメ版ではバルログやケンと同じく、アニメ映画版から声優の変更がされていない。
当初ゲームではフルネームは設定されておらず、本名不明と設定されていたが、ケンと共にハリウッド実写映画版で設定されたフルネームが逆輸入された。なお、その映画ではシャドルー云々の過去は無い普通の軍人であり、ポジションはガイル大佐(実写映画の設定、原作ゲームでは少佐)の部下であった。出番は多くないが、敵をフェイタルレッグツイスターで倒しているシーンがある。
月刊ゲーメスト増刊『スーパーストリートファイターII』の開発者インタビューによると、「昔のマイナーなアニメの女の子をイメージして描いた」とされている。
近未来・20XX年を舞台にしたシューティングゲーム『ガンスパイク』の主役として、21歳になったキャミィの姿を見ることができる。だが生年月日から計算すると、キャミィが21歳になるのは2000年代では無く、1995年になる。
ロボット兵士や改造生物を利用した世界同時多発テロに対抗するため結成された、対ロボット特殊部隊(ARSF、Anti-Robot Special Forces)のリーダーに就任。隊員はナッシュ(ストリートファイターZERO)、アーサー(魔界村)、シバ・シンタロウ(ルースターズ、チャリオット)、バレッタ(ヴァンパイアセイヴァー)、ロックマンら歴代カプコンのキャラクター達と、オリジナルキャラクターのシモーヌ(原型はエイリアンVS.プレデターのリン・クロサワ)がいる。冷静で知的な印象を持つナッシュ、カプコン古参のヒーローであるアーサー、対ロボット戦闘歴は抜群のロックマンらを差し置いてのリーダー抜擢はキャミィの能力の高さを伺わせる人選と言える。基本的に銃撃戦がメインとなるが、連続攻撃の一部になった「スパイラルアロー」や、ヘビーアタックとして繰り出せる「キャノンスパイク」はさすがに格闘ゲーム出身と言える威力を持っていた。
対ロボット特殊部隊が一時的なもので、敵組織を壊滅させた後は解散し、キャミィは元のデルタレッドに戻ったのか、それともその後も継続して活動しているかは不明。
『NAMCO x CAPCOM』では、プロローグからユーニ・ユーリとともに登場。基本的な設定などは『ZERO』シリーズ時のものが起用されており、ベガ親衛隊のリーダーとしてプレイヤーに幾度となく戦いを挑んでくる。最初は敵キャラクターとして登場するが、あるとき春麗の説得を受けたことで自我が芽生え始める。物語中盤において、主人公たちとの戦闘で致命傷を受けたことがきっかけでベガに見限られ、危うく命を落としかけるも『ディノクライシス』シリーズのレジーナの応急処置で一命を取りとめる。以後は「自身の記憶を取り戻す」という名目で一行の仲間に加わる。プレイヤーキャラになった後は、春麗とタッグを組む形で二人一組のユニットとして扱われるのが特徴。また、作中では仲間になった後も完全にベガとの関係を断ち切れたわけではないらしく、ベガに対しては相変わらず「ベガ様」と敬称をつけて呼んでしまったり、かつての部下であるユーニ・ユーリとの戦いに心を痛めたりする姿も見られる。
海外で発売されたアクションゲーム『ファイナルファイト・ストリートワイズ』に登場している。この時の服装はデルタレッド版をベースとしているが、ハイレグワンピースでは無くセパレートタイプのウェアになっている。また、敵キャラクターとしてのみの登場で使用キャラクターでは無い。
『スーパーストリートファイターII』(以下『スパII』)で追加された4人のキャラクターの内の一人で、シリーズ中では春麗に次いで二人目の女性キャラクター。小柄な身体の割に長いリーチで、速い足を活かして間合いを自由に取りながらちくちくと技を突き刺し、隙あらば強烈な連続技をたたき込むというスタイルを取る。『スーパーストリートファイターIIX』(以下『スパII X』)で奇襲攻撃「フーリガンコンビネーション」が追加され、より攻撃のバリエーションが広がった。
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