ギャル(英語:gal)は、若い女性を意味するガール(girl)が訛った語で、日本では、活発な若い女性やピチピチした若い女性、今時の女性を意味する語。
1972年にラングラーよりGalsという女性用ジーンズが発売された時から広まった[1]。一般的に1970年代当時、ニューファッションに身を包んだ女性の総称を指す。バブル景気時代には若い活発な女性を指す語葉として使われた。
解説
活発で「ギャルファッション」をした10代~20代前半にかけての女性をいう。1990年代末期に、特にこうした女子高生や女子中学生を指してコギャルという語で呼ばれることが多かったが、現在ではこの世代の女性が嗜好を維持したまま大人になり(お姉系)、非女子高生も含め年代を問わず単にギャルと呼ばれるようになった。これに相当する男性はギャル男(ギャルお)やお兄系(おにいけい)と呼ばれる。
「egg」や「men's egg」「Cawaii!」(カワイイ!)といった雑誌が大きく影響を与えている。最近では、サークル(ギャルサーとも呼ばれる)を作って活動している者も多い。2000年代になると、中学生でも、最近は「Seventeen」(セブンティーン)や「Hanachu」(ハナチュー)などの雑誌が大きく影響を与え、女子中学生のギャルも急増している。
ギャルファッションの多様性と分類
コギャル
- 1990年代中期からの流行語。1993年頃からフライデーなどの媒体に記述が見られ始めるが、本格的に使われ出したのは1996年頃からである。茶髪、ないし明るいメッシュを入れた髪で制服に身を包み、ルーズソックスにローファーを履く。プリクラを愛用する。
- 年齢層では1980年代前半生まれの女性に相当する。1990年代末期には、既に高校を卒業したのに、制服を着て街にくりだす「なんちゃってコギャル」も存在した。当時はコギャルブームと言って良いほどの流行ぶりで、ワイドショーや週刊誌を初めとして、メディアでは女子中高生やコギャルの特集が連日連夜と行われ、「援助交際」などと絡めて、多様なコギャル像が構築されていた。しかし、2000年代に入ると、この「コギャル」という語はマスコミ媒体では殆ど聞かれなくなった。
- 語源については諸説あるが、本格的に使われ始めたのはディスコ・クラブにおいてである。エントランスチェックの黒服が、本来は深夜入場が不可な女子高校生を成人女性と区別するための隠語として、「格好はギャルだけど、未だ本物のギャルに成りきれていない、格好だけのギャル」から、「カッコ(格好)・ギャル」と呼ぶようになり、その「カッコギャル」が縮まって「コギャル」となったものである。後に、マスメディアが「コギャル」の「コ」を「子」ないし「小」であると誤認した結果、マスメディア主導で生まれた派生語が、「中学生のギャル」を指すマゴギャル(孫ギャル)であるが、上記の通り、これは「コギャル」という語に対する完全なミスリードから生じた、全くの誤った用法である。(高校生ギャルを語源とする説もある)
ヤマンバ
- 2000年代初期から中期まで流行。語源は山姥(やまうば、転訛してやまんば)。日本の民話で紹介される山姥が総じて白髪で手入れをしていない長髪であったことから由来する。ガングロの化粧に加えて髪の毛を脱色、または部分的な着色・脱色をしたメッシュを施し、乱れたように形作った髪形である。
マンバ
- 2003年から2009年現在まで継続しているギャルファッションの一つ。容姿はヤマンバが進化したもので顔の色は更に黒く、目の周りに白のアイラインを濃く幅広に引き、唇も白系のグロス等を塗る等といった化粧をしている。ファッションではパンツルックよりも極端に短いミニスカートを中心にコーディネートされており、それらは原色系や派手な柄ものといったものでまとめているのが特徴。バービー人形のようなマンバスタイルをバンバと呼ぶ。マンバに相当するファッションの男性をセンターGUYと呼んだ。
キグルミン
- 2004年限定で登場。ピカチュウなどの着ぐるみを身にまといビニールのショッピングバッグを手に渋谷センター街を徘徊している。
ビビンバ
- ギャルファッションのひとつで未成年者を中心にマンバでかつB系の格好をしている。渋谷を中心に棲息し、一部ではギャルサーを作って活動している。
汚ギャル(おぎゃる)
- 何日も風呂に入らず下着も替えないような、不潔にしているギャルのこと。化粧も上塗りを繰り返すためマンバ以上に濃い。ショーツの中にナプキンをあてがっておいて、それを取り替える。家にあまり帰らず外泊を繰り返すことが多い。テレビのバラエティ番組『学校へ行こう!』において頻繁に取り上げられていた。
オネギャル
- 高校を卒業したギャルをさして、2000年頃によく使われた語だが、その後は単に「ギャル」または「お姉系」に移行した。全体的にシンプルにまとめるのが特徴的で、原色を中心にまとめているギャルとは見た目が全く違う。
- ファッション雑誌『小悪魔ageha』が創刊した2006年から2009年現在まで継続するギャルファッションのひとつ。ヘアスタイルは盛り髪、巻き髪が基本。『小悪魔ageha』はキャバクラやクラブなど夜の仕事をするギャルをそのままモデルとして起用するという業界初の試みを行なった雑誌で、誌面に登場するモデルを「age嬢」と呼んだ。age嬢のセルフメイクや私服がティーンズを中心に人気を呼び、ひとつのファッションとして定着。以後、『生意気KiLaLa』、『姫スタイル』など類似ファッションを扱った雑誌が次々に創刊した。
姫ロリ
- 2007年~2009年現在まで流行。上記のage嬢から分化して派生したスタイルでage嬢の一種。リボンやレースをあしらったロリータを似せたスタイル。アゲ嬢より巻きが多めのヘアスタイルでお伽話のお姫様をギャル化したような外見。メイクは化粧や、つけまつげで、垂れ目、または大きな目をとことん強調する。しかし、この姫ロリはロリータ愛好者の中では批判の対象となる場合が多い。
ピンポイント・ファッション
- ルーズソックス
-
詳細は「ルーズソックス」を参照
- ニーソックス
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詳細は「ニーソックス」を参照
- 厚底靴
- 靴底が15cm前後の厚い靴で、ハイヒールのように踵の一部ではなく、靴全体が高くなっている。
- 近年は冬はブーツ、夏はサンダルやミュールを履く傾向が強まっている。
- パラオドレス
- パラオで女性が着るドレスが流行したもの。1枚布を結ぶだけの簡素なもので、夏に着用する。
- ガングロ
- 日焼けサロンなどで黒く焼いた顔、若しくは黒系のファンデーションの上に厚塗りの化粧を施したギャルファッションの一つ。「ガンガン黒い」の略称が語源とされている(顔黒から来ているという説もある)。「ゴングロ」とも呼ばれている。なお、皮膚下のメラニン色素が多い地黒(じぐろ)の人間は該当しない。頭髪は茶髪や金髪等に染色しているスタイルが多いが、部分的な色違いの毛染めであるメッシュを施したスタイルもある。渋谷センター街を発祥とし、1999年に隆盛を極め、2000年に到来した、白い肌が尊重される美白ブームによって終焉を迎えたとされる。ただし、このスタイルの流行は地域差があり、例えば関西地方においては、隆盛を極めた時期でさえも、街中でこのようなスタイルの少女を見かけることは稀であった。
- ALBA ROSA(アルバローザ)
- かつてのギャルのカリスマブランド。ロゴにハイビスカスの花を用いている。[2]
- COCO LULU(ココルル)
- 現役のギャルのカリスマブランド。サーフ系を中心としている。かつて丸井に入っていたが、すでに閉鎖をし渋谷109に入っている。2004年頃には後ろにCOCO LULU のロゴが付いてあるジーンズが流行り、「ケツルル」と呼ばれた。
- BLUEMOONBLUE(ブルームーンブルー)
- 109や丸井に入っているサーフ系のカリスマブランド。ハイビスカスの花を用いたTシャツやパーカーなどが多い。
- ROXY(ロキシー)
- かつて渋谷109にも入っていたサーフ系ショップ。丸井で取り扱ったり、渋谷109には2003年、4月にBLUEMOONBLUE(ブルームーンブルー)のサーフ系ショップがオープンをした関係で、ROXY(ロキシー)のショップは渋谷109から撤退となった。
- EGOIST(エゴイスト)
- 1999年に渋谷109にオープンをしたカリスマブランド。
- JSG(ジェイエスジー)
- 最近になって渋谷109にオープンをしたカリスマブランド。ハデ色パーカーやネコの耳がフードについたパーカーなどを取り扱っている。渋谷109以外には大宮アルシェに入っている。
- その他
- 厚化粧を施し、ピアスやマニキュアなど、装身具を身につけている場合が多い。
「安カワブランド」
ギャル系のファッションアイテムを安価で販売している店。「安くてカワイイ」を略してこう呼ばれる。
- しまむら
- 全国中心にあるファッションセンター。
- ジャムピクシー
- 『Hanachu』等のギャル系雑誌に載っている店。
- ハニーズ
- ジャスコやLIVINなどの大手スーパーやショッピングモールなどに入っている店。「j-honey(ジェイハ二―)」「COLZA(コルザ)」「GLACIA(グラシア)」「CINEMACLUB(シネマクラブ)」の4つに分かれる。
- ピンクラテ
- 原宿に最近オープンをしたカジュアル系店。
- アベイル
- しまむらグループの一つでもあるB系のカッコイイ系のスタイルを中心としており、ranzukiやpopteenのギャル雑誌にも企画などでよく見られます。
- ギャルフィット
- LIVINなどの大手スーパーやショッピングモールなどに入っている店。
- 平和堂
- 日暮里にある店。
- J-マクリー
- 渋谷センター街にある店。
- POPGIRL
- 日暮里にあるショップ。
- g.u.
- ユニクログループの子会社。
ギャルがよく行くショップビル
ギャル系雑誌
関連人物
- あ行
- か行
- さ行
- た行
- な行
- は行
- ま行
- や行
- ら行
- わ行
脚注
- ^ 日本語大辞典(講談社)、新版実用辞典(角川書店)
- ^ ALBA ROSAは全国の店舗を閉鎖していたが、最近「大人のラグジュアリー・エイジレスファッション」をコンセプトとしたALBA ROSA JAPANとして生まれ変わって、新しい店舗をオープンさせている。
関連項目
外部リンク
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携帯電話の
メールなどで
文字を分解・変形させて文字を表現する
遊び・手法、またそれらの文字そのものの呼称。
「へた文字」とも呼ばれる。
変形対象となるのは主に
ひらがなや
カタカナであるが、一部の
漢字も
偏と
旁を分解して表記したり、
ラテンアルファベットも変換するなど、その表現は多岐に渡る。
手書き文字にも角ばった独特の筆跡で書くことが流行っているが、このような字をギャル文字という場合もある。かなり丸いものも見られるが、通常はそれに含める。
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ゴシック・アンド・ロリータゴシック・アンド・ロリータ (Gothic & Lolita) は、本来異なる
ゴシックと
ロリータの要素を強引に結びつけた日本独自の
ファッションスタイル樋口ヒロユキ『死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学』冬弓社、2007年7月10日発行(258-267頁)吉村誠一『増補最新版 ファッション新語辞典』繊研新聞社、2007年12月15日発行(238頁)。またそのような
サブカルチャーを指して言う語『ファッション販売 2006年4月号』商業界、2006年(94-96頁)。
通称はゴスロリである『トーキングヘッズ叢書 No.33』アトリエサード、2008年2月8日発行(65-68頁)が、これを用いだしたのは、2000年にゴシック・アンド・ロリータに特化したムック誌として創刊されゴシック&ロリータが一般に広がる契機とな...
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