クリーンナップ、クリーンアップ (Clean up) とは野球に於いて、塁の上にいる走者を生還させることが期待される打順のことである。塁を一掃する'と言う意味からクリーンナップと呼ばれる。クリーンナップには、そのチームに於いて打率・本塁打数などの成績が最も良い選手が置かれるのが普通である。
日本では3・4・5番を打つ3人の打者を指し、クリーンナップトリオとも呼ばれる。以下のようなセオリーで選手を配置する。近年では、6番まで含めることも多い。
もちろん、それぞれの打者への役割付けはチーム状況によって千差万別である。近年では2003年の福岡ダイエーホークスが、3・4・5番ではなく4・5・6番(松中信彦・城島健司・ペドロ・バルデス)をクリーンナップと位置づけていた例もある。1996年の中日ドラゴンズは、6・7番に座った山崎武司・大豊泰昭が本塁打王争いを繰り広げる活躍で、二人で計77本を量産し「脅威の下位打線」、「ダブル・クリーンナップ」と他球団に恐れられた。
4番打者はチームの中で最強の打者が置かれることが多く、そのチームの看板打者となることが多い。特に読売ジャイアンツではこれに拘り、「第○代巨人軍4番打者」などと呼ばれる。しかしバレンタイン監督時代の千葉ロッテマリーンズのように、あくまで「四番目の打者」として位置づける考えもある。
クリーンナップを3・4・5番の打者として位置づけるのは和製用法であり、英語では4番打者のみを指す。
アメリカ合衆国のメジャーリーグでは、最強打者は3番打者である事が多い。これは、精神論を重視して伝統的な4番打者最強説を採用している日本に対し、アメリカ合衆国では、合理主義に基づいて得点期待値の最も高い打順を組むためで、効率的な打順を追求した結果、最強打者が3番になる事が多いということである。コンピュータによるシミュレーションによってでも、最も効率的な打順を求めた結果、チームの主力打者のタイプや相性などの様々な要素によって結果は変わるが、最強打者の打順については、メジャーリーグの殆どのチームで3番であり、4番というケースは稀少であった。なお、わずかながら2番が最強打者になる、というケースも存在した。1960年代は日本でも「3番最強説」と「4番最強説」どちらが最強なのかとの議論も出ていた(「月刊ホームラン」1988年8月臨時増刊号内の記事より)。
また日本国内では、イチローのメジャーリーグ移籍以後は、走者を生還させるためのクリーンナップよりも、チャンスメイクを任される1番打者を重視する考えに比重が移ってきている傾向も一部あるが、アメリカ合衆国においてはそのような考え方をする者は極めて少ない。むしろ、1番打者はクリーンナップと違い、「足が速く、出塁率が高い」ことが求められるので、どちらが最強かを議論することはあまり意味がないという考えが支配的である。実際、前述の3番打者に対しての説明でも、最強打者は3番という固定観念は存在していない。
![]() 06:37 | 嶋、新井、前田、クリーンナップ3連発 |
再生回数:79,331回評価: 提供:You Tube | |
![]() |
![]() 10:13 | 阪神 クリーンナップから4連打!好走塁! |
再生回数:2,858回評価: 提供:You Tube | |
![]() |
![]() 01:22 | 中京大中京 磯村 5番 2009年度夏全国制覇 最強クリーンナップ |
再生回数:3,254回評価: 提供:You Tube | |
![]() |
![]() 00:24 | 中京大中京 堂林 4番 2009年度夏全国制覇 最強クリーンナップ |
再生回数:6,314回評価: 提供:You Tube | |
![]() |
![]() 00:23 | 天井スリットを塞いだ場合のクリーンナップ時間 |
| 再生回数:348回評価:なし提供:You Tube | |
![]() |