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トヨタ・bB

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bBビービー)とは、トヨタ自動車で生産されている小型トールワゴン乗用車。初代はヴィッツ、2代目はパッソ/ダイハツ・ブーンをベースにしている。

目次

歴史

初代 NCP3#型(2000年-2005年)

トヨタ・bB(初代)
NCP3#型
前期型(標準)
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアトールワゴン
3ドアピックアップトラック(オープンデッキ)
エンジン 直4 1.5L 1NZ-FE 1.3L 2NZ-FE
変速機 4AT
駆動方式 FF/4WD
全長 3825-3945mm
全幅 1690mm
全高 1640-1695mm
プラットフォームを共有する車種 トヨタ・ヴィッツ(初代)
トヨタ・ist(初代)
トヨタ・ファンカーゴ
トヨタ・プラッツ
トヨタ・プロボックス
トヨタ・サクシード
トヨタ・ポルテ
-自動車のスペック表-

2000年2月、発売。カスタマイズされることを前提にしていたため、東京オートサロンで発表された。

初代ヴィッツとプラットフォームを共有し、エンジンは1300ccと1500ccの2種類が設定された。スタイルはボックス型で、20歳代の男性をターゲットにした車種だが、車体前後の見切りのよさなどもあって中高年ドライバーにも人気があり、結果として年齢や性別を問わず幅広い層から支持を受けた。

なお開発にあたっては試作車を製作せず、CGで作成されたバーチャルクレイモデルを用いた「フルデジタル設計」で製作されている。

2001年6月ピックアップタイプのオープンデッキが登場。登録区分は4ナンバーではなく、5ナンバー(乗用車)である。車体の変更により、リアコンビランプの位置と寸法を変更する必要が生じ、N180系ハイラックスサーフのものが流用されている。なおこのモデルのリアエンブレムは通常の「bB」ではく「OD(オープンデッキの略称)」が採用された。

2003年1月に特別色のベールブルーマイカを採用した最終仕様「オーシャンズバージョン」を投入するが、それでもオープンデッキの販売は伸びず、2003年4月、bBのマイナーチェンジとともに製造終了となった。

2003年、北米でサイオンブランドの立ち上げとともに、xBの車名で販売される。詳細はサイオン・xBを参照。

2003年4月、マイナーチェンジ。前後バンパーがサイオン・xBと同等の物となり、アルミホイールとリアゲートのデザインが変更(ナンバープレートはxB同様ゲート内に移動)され、上級グレードにはディスチャージバルブ+マルチリフレクターヘッドランプが装備された。



2代目 QNC2#型(2005年-)

トヨタ・bB(2代目)
QNC2#型
後期型 Aero Package 2008-
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアトールワゴン
エンジン K3-VE型 1.3L 直4 DOHC
3SZ-VE型 1.5L 直4 DOHC
変速機 4AT
駆動方式 FF/4WD
全長 3785-3800mm
全幅 1690mm
全高 1635mm
ホイールベース 2540mm
車両重量 1040-1120kg
プラットフォームを共有する車種 ダイハツ・クー
スバル・デックス
トヨタ・パッソ
ダイハツ・ブーン
スバル・ジャスティ(欧州市場専売)
-自動車のスペック表-

2005年東京モーターショーでコンセプトモデルが発表され、2005年12月26日にフルモデルチェンジされた。目標月間販売台数は5,000台と発表されている。

エクステリアデザインは、初代では「箱」を強調していたが、2代目はうねりのきいたさらに派手なデザインとなっている。フロントグリルにはネッツ店専売車種であることを表す楕円形に「N」をかたどったエンブレムが付けられている。リアコンビネーションランプの形状は、以前販売されていたWiLL VSにも似た形状となっている。

先代はヴィッツと同じプラットフォームをベースにしていたが、コストと最小回転半径を小さくするためベースはパッソブーン)となった。しかし、ホイールベースの延長によって居住性を高め、1.5 L エンジン(詳細は後述)も設定されるなど、パッソより車格が上がっている。

ダイハツブランドでは、「クー」の名称で2006年5月8日に発売された。外装はおとなしめなデザインとなり、装備も実用性を重視し、bBとの大幅な差別化を図っている。なお、2代目はベース車やクー同様ダイハツ工業で生産される。2008年4月10日トヨタ自動車・ダイハツ工業・富士重工業の3社による業務提携強化を発表し、その一環として、OEMの、DEXを2008年11月13日に発表・発売された。

快適装備面では、特にオーディオ関連の装備を充実させており、最上級グレードではコンパクトカーとしては異例の9スピーカー(一部改良後は11スピーカー)やステレオミニプラグを備え、デジタルオーディオプレーヤーなどのポータブル機器を接続することも可能。駐停車時にフロントのシートを沈み込ませることにより、外からの視線を遮り、快適な姿勢で寛ぐことのできる「マッタリモード機能付フロントシート」を全グレードに設定している。(マイナーチェンジ後は「リラックスモード機能付フロントシート」に改称、設定をAero・Gパッケージのみに変更)

エンジンは 1297 cc のダイハツ製K3-VE型と、新開発のダイハツ製 1495 cc の3SZ-VE型エンジンが設定されている。共に直列4気筒 DOHC16バルブ。

トランスミッションはすべて4速ATで、駆動方式は前輪駆動 ( 1.3 L、1.5 L ) および四輪駆動 ( 1.3 L のみ )。

北米市場向けのサイオン・xBは、海外向けカローラセダン / オーリス / ブレイドなどに使用されている新MCプラットフォームを流用したコンセプトモデル・サイオン・t2Bを元に全面改良され、日本市場向けのbBと袂を分かつことになる。なお、同車は国内市場でも2007年10月に「カローラルミオン」の名称で発売された。

当初は同じコンパクトトールワゴンであるファンカーゴと統合される予定であったが、結局はそれぞれフルモデルチェンジを果たした(ファンカーゴはラクティスに車名変更した)。

発売から1ヶ月間で月販目標台数5,000台の約2.5倍にあたる約12,500台を受注。初代に引き続き、若年層のみならず幅広い年齢層から好評を得た[1]

2008年10月6日にマイナーチェンジ。シンプルなデザインとした標準スタイル(S、Z、Z・Lパッケージ)と前期型から、よりワイルドになったエアロスタイル(S、Zに設定のAeroパッケージ、Aero・Gパッケージ)と2つの異なる個性を持つデザインとなる。また、標準スタイルでありながらアルミホイールを装備し、キーフリーシステムなどの快適装備を加えた「Z・Lパッケージ」を新たに設定すると共に、グレード体系も大きく変更された。

2009年8月19日、「S」をベースに、ディスチャージヘッドランプ(オートレベリング機能付)、フロントフォグランプを特別装備すると共に、特別内装色に「オリーブドラブ」を設定し、ボディカラーは専用色の「マルーンブラウンマイカ」を含む4色を設定した特別仕様車「S"HIDセレクション"」を発売。キーフリーシステムとエンジンイモビライザーシステムを追加装備した「キーフリーシステム装着車」もラインナップする。


車名の由来

black Boxの頭文字から命名された。なぜ小文字と大文字か、という疑問だが、それは実際車体が黒いわけではないためであることと、子供も大人も楽しむという意味があるためである。

備考

bBは当初からカスタマイズされることを想定していたため、多くのメーカーからbB用のエアロパーツがラインナップされ、様々な形にカスタマイズされている。最近では初代モデルをベースに、全長をストレッチしてリムジン仕様に改造されたモデルまで出現している。ちなみにリムジン仕様は、沖縄県の宿泊施設で宿泊客送迎用に使われている。
また、東京都町田市に拠点を置く東日本タクシーは、 初代モデルをタクシー車両として運用している。

脚注・参考

関連項目

外部リンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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ネッツ店
ネッツ店は、トヨタ自動車販売チャンネル(ディーラー・販売網)の一つ。元来は'名称変更後のトヨタオート店'という状況であったが、現在ではビスタ店までもがネッツになったことで事実上「オートとビスタを統合した新名称」と言う状況になっている。 トヨタオート店・ビスタ店時代を考慮する・しないにかかわらず、国内トヨタブランド販売チャンネルの中では最も新しい。(考慮しても最も新しいのはビスタ店であり、その次がオート店である。) キャッチコピーは「-make the style-」。
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スバル・デックス
デックス (DEX) は、トヨタグループダイハツ工業が製造し、スバルブランドを展開する富士重工業が販売する小型トールワゴンである。トヨタ・bBダイハツ・クー姉妹車OEM)で、生産は先出の2台同様、ダイハツ工業池田工場にて行われる。
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ダイハツ工業
ダイハツ工業株式会社(ダイハツこうぎょう、Daihatsu Motor Co., Ltd.)は、日本の自動車メーカーの一つである。本社は大阪府池田市。ブランド名・社名の由来は、証券取引市場において、東京と大阪にそれぞれ存在した「発動機製造」を「トーハツ(東京)」「ダイハツ(大阪)」と略称したことから。現在のコーポレーションスローガンは「Innovation For Tomorrow」(創業100周年を迎えた2007年3月1日より使用)。トヨタ自動車連結子会社である。トヨタグループ15社のうちのひとつ。
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