ネオン燃焼過程 (Neon burning process) は大質量星(少なくとも8太陽質量)で起きる核融合過程である。
ネオンの燃焼は炭素燃焼過程によって恒星のコア中の炭素が全て消費された後に起こる。炭素の燃焼が終了するとコアの温度は低下する。コアは重力により圧縮され、密度と温度が上昇し、ネオンの燃焼が始まる。ネオンの燃焼には高温 (1.2 ×109 K) と高圧(4 ×109 kg/m3) が必要とされる。このような高温では原子核の光崩壊 (photodisintegration) が無視できなくなり、ネオン原子核の一部はアルファ粒子を放出して崩壊する。
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| 20Ne |
+ |
γ |
→ |
16O |
+ |
4He |
| 20Ne |
+ |
4He |
→ |
24Mg |
+ |
γ |
| または: |
| 20Ne |
+ |
n0 |
→ |
21Ne |
+ |
γ |
| 21Ne |
+ |
4He |
→ |
24Mg |
+ |
n0 |
反応が進行するとネオンが消費され、酸素とマグネシウムが生成する。酸素とマグネシウムはコアに蓄積していく。数年でコア中のネオンは全て消費され、コアの温度は再び低下する。重力によりコアが圧縮され、酸素燃焼過程が始まる。
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原子核融合原子核融合(げんしかくゆうごう、nuclear fusion)とは、軽い
核種同士が融合してより重い
核種になる反応である。一般には単に核融合と呼ばれることが多い。
原子核同士がある程度接近すると、原子核同士が引き合う力(
核力)が反発する力(
クーロン力)を超え、2つの原子が融合することになる。融合のタイプによっては融合の結果放出されるエネルギー量が多いことから
水素爆弾などの
大量破壊兵器に用いられる。また
核融合炉のエネルギー利用も研究されている。
原子核分裂に比べて反応の起こる温度・圧力が高いために技術的ハードルが高く、水素爆弾は現在の所は
原子爆弾で起爆する必要があり、核融合炉は高温高圧の反応
プラズマを封じ込める技術開発が困難を極めている。
なお、具体的な放出エネルギー量や反応を起こさせる方法の詳細につ...
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酸素燃焼過程酸素燃焼過程(oxygen burning process) は大質量星で起きる
核融合過程である。酸素の燃焼は1.5×109
K の温度と4×1010 kg/m3 の圧力下で起こる。
以下に主な反応を示す:
:
ネオン燃焼過程は恒星のコアに酸素とマグネシウムの不活性なコアを形成する。ネオン燃焼が終了するとコアの温度は低下し、コアは重力により圧縮される。その結果、コアの密度と温度が上昇し、酸素の燃焼が始まる。酸素の燃焼はおよそ6月から1年の間続き、ケイ素が豊富なコアを形成する。この時点では
ケイ素燃焼過程が始まる温度に達していないのでケイ素のコアは不活性である。酸素が全て消費されると、コアは再び冷却されて圧縮される。コアの温度が上昇し、
ケイ素燃焼過程が始まる。このとき、コアの外側には順番に、酸素燃焼が続い...
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