ベンケイソウ科(べんけいそうか、Crassulaceae)とは、被子植物の科のひとつである。およそ33属1400種を含む。
特徴
多肉質の葉を持ち、水分を貯蔵できる。分布は世界中に広がっているが、特に北半球と南アフリカに多く、水の乏しい乾燥した地域に産する。
この科の植物は食用としては重要ではないが、花卉園芸用に多くの種が流通する。それら品種の多くは特異な魅力を持ち、頑健で育てやすいことから人気が高い。カネノナルキ(金のなる木)やカランコエもこの科に属する。
多くは属、種間での交雑が容易で、野生、または人為の交雑があり、しばしば分類は容易でない。旧来の分類ではベンケイソウ科はバラ目に含まれたが、分子系統解析ではユキノシタ目に属する結果が得られる。
また、CAM型光合成(Crasulacean Acid Metabolism)という名称は、最初にこの科の植物からこの代謝経路が発見されたことにちなむ。
属
参考文献
- Urs Eggli, ed. Illustrated Handbook of Succulent Plants: Crassulaceae (Springer, 2003) ISBN 3-540-41965-9
外部リンク
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多肉植物多肉植物(たにくしょくぶつ)は、
葉、
茎または
根の内部の柔組織(じゅうそしき)に水を貯蔵している植物の総称である。
砂漠や
海岸のような乾燥地帯に生育するものが多い。多肉植物のうちで、
サボテン科が非常に種類の多いグループであるため、一般に園芸業界では「サボテン」とそれ以外の「多肉植物」とに分けて呼ばれることが多い。(誤って多肉植物が「サボテン」と総称されることもあるが、
サボテン(
サボテン科植物)はあくまで多肉植物の一部にすぎない。)
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ミセバヤミセバヤ(見せばや) Hylotelephium sieboldii はベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属(
セダム属に分類されることもある)に分類される多肉性の
宿根草。
古典園芸植物の一つであり、玉緒(たまのを)とも呼ばれる。
和名は「見せたい」という意味の古語が変形したもので、
高野山の法師が詠んだ和歌にちなんでいるといわれている。
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ツメレンゲツメレンゲ(爪蓮華) Orostachys japonicus はベンケイソウ科イワレンゲ属に分類される
多年生の
多肉植物で、
古典園芸植物のひとつ。
和名はロゼットの様子が
仏像の
台座(蓮華座)に似ており、かつロゼットを構成する多肉質の葉の先端が尖っていて、その形状が獣類の爪に似ることから。
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