ZC型エンジンは本田技研工業で製造されていた1.6Lの直列4気筒ガソリンエンジン。
概要
- ホンダ・S800の生産終了から14年ぶりに復活したDOHCエンジンとして誕生した。バルブの駆動方式はDOHCとSOHCとで、SOHC仕様の燃料系にはPGM-FI仕様とCVデュアルキャブ仕様とがある。
- ライバルはトヨタの4A-GE搭載車を初めとした各社の1,600ccクラスであり、特にJTCでは当機を搭載したシビックが、カローラレビン、カローラFXと熾烈な戦いを繰り広げた。
- VTEC開発以前のホンダにおけるスポーツツインカムエンジンの代表的存在だった。後継エンジンはB16A及びD16A。
- スポーツ系エンジンとして見れば意外なロングストロークであり、販売当時は当時のF1マシン並のピストンスピードであった。PGM-FIのDOHCは、低回転での厚いトルク、伸びやかな回り方やレギュラーエンジン仕様であることなどから根強いファンが居り、EG系に限定車として設定されたSiグレード(E-EG5)が希少車として扱われている。
- のちのD16A型エンジンと同一のボア・ストローク値(75mm×90mm)である。
- 国内仕様ではZC型とされたモデルでも、輸出仕様ではD16型エンジンに積み替えられていたモデルも多い。
歴史
存在したバリエーション
DOHC PGM-FI仕様
- DOHC 16バルブ PGM-FI
- 排気量:1,590cc
- 内径×行程:75.0×90.0
- 参考スペック:96kW(130PS)/6,800rpm 144N・m(14.7kg・m)/5,700rpm(EG5 シビック、DA1/2 クイントインテグラ)
DOHC シングルキャブレター仕様
- DOHC 16バルブ シングルキャブレター
- 排気量:1,590cc
- 内径×行程:75.0×90.0
- 参考スペック:74kW(100PS)/6,500rpm 126N・m(12.8kg・m)/4,000rpm(AV クイントインテグラ)
SOHC PGM-FI仕様
- SOHC 16バルブ PGM-FI
- 排気量:1,590cc
- 内径×行程:75.0×90.0
参考スペック:88kW(120PS)/6,300rpm 142N・m(14.5kg・m)/3,000rpm(MA6 ドマーニ)
SOHC VTEC PGM-FI仕様
- SOHC VTEC 16バルブ PGM-FI
- 排気量:1,590cc
- 内径×行程:75.0×90.0
- 参考スペック:96kW(130PS)/6,600rpm 145N・m(14.8kg・m)/5,200rpm(MA4ドマーニ)
SOHC デュアルキャブレター仕様
- SOHC 16バルブ CVデュアルキャブレター
- 排気量:1,590cc
- 内径×行程:75.0×90.0
- 参考スペック:77kW(105PS)/6,300rpm 135N・m(13.8kg・m)/4,500rpm(MA2 コンチェルト)
搭載されていた車種
DOHC PGM-FI
DOHC シングルキャブ
SOHC PGM-FI
- シビックフェリオ(EG9/EH1)
- シビックシャトル(EF3/5)
- シビックセダン(EF3/5)
- インテグラ(DA5/7/DC1/DB6/9)
- コンチェルト(MA2/3)
- ドマーニ(MA4/6)
SOHC VTEC PGM-FI
SOHC デュアルキャブ
- シビックシャトル(EF5)
- インテグラ(DA7/DC1/DB6)
- コンチェルト(MA2/3)
関連項目
外部リンク
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