品詞(ひんし、英: parts of speech[1])は、単語を文法的な機能や形態などによって分類したもの。
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全ての単語は、いずれかの品詞に所属すると考えられる。だが、実際にどの品詞に含まれるかと問われれば、分類に悩むことも多い。そのため現在では認知心理学の意味研究からプロトタイプという考え方が導入されて説明されている。具体的な品詞の種類としては、名詞や動詞はどの自然言語にでもある品詞だと考えられており、第三以上の品詞にどのような種類を立てるかは、各言語ごとに異なる。
品詞の分け方には大きく分けて以下の3つの方法がある。
しかし、これら3つの分類それぞれだけでうまく分類ができるわけではない。「知る」という単語は一般には動詞とされているが、上の意味的な分類方法の例について言えば、「知る」は何か動きの意味があるわけでないので、うまく分類できない。
単語をいくつかの品詞のグループに分けるということは、ディオニュシオス・トラクスなどによる古典ギリシア語の文法研究から始まった。これが、ラテン語の文法研究に受け継がれ、さらにはヨーロッパ諸国の言語の文法研究にも品詞の考え方が取り入れられた。後に、言語学の対象がヨーロッパ外の言語にも広まるとともに、品詞という考え方が世界中の言葉に適用されることとなった。
日本語においては、さまざまな品詞分類が試みられている。ここでは、学校教育の現場で教えられ、一般に広く知られている橋本進吉の文法(いわゆる学校文法)の例について紹介する。学校文法では、品詞を自立語か付属語か、活用の有無、活用の形態などによって以下のように分類する。
英語の品詞としては、次の8品詞とする説が一般的である。過去には4品詞とする説などもあった。
8品詞とは別に、次のような用語もよく使われる。
また、近年、生成文法の観点から、限定詞(Determiner)概念も有力となっている。
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