借用(しゃくよう)とは本来他者が使っていたものを借りて用いること。 以下では言語に於ける借用について説明する。
言語に於ける借用
言語同士が接触した際、或る言語から別の言語へと語彙が輸出される。このことを言語に於ける借用という。語彙だけでなく文法、語法などが借用されることもある。借用された単語のことを借用語という。語彙がそのままの形でなく直訳された形で借用されることを翻訳借用という。
関連項目
▼借用と関連のある記事を表示しています。
・
固有語固有語(こゆうご)とは、
借用語(
外来語)でない当該
言語に固有の
語または
語彙を指す。
日本語では
和語(
大和言葉)がこれに該当する。日本語の文例では、「わたくしは学校にいく」のうち、借用語は
名詞の「学校」だけで、他の「わたくし」(
代名詞)「いく」(
動詞)「は」「に」(
助詞)はいずれも固有語である和語である。
固有語は語彙論、特に
借用を論ずるときのキーワードになる概念であるが、「固有性」をどうとらえるかによって、その定義と議論の方向は大きく分かれる。ここでは「客観主義(本質主義)的アプローチ」と「主観主義的アプローチ」に分けて述べる。「固有性」の定義については、
歴史学及び
文化人類学において、「
民族」の定義をめぐる論争の中で早くから焦点となっており、「固有語」概念について...
関連42|百科事典 |ウェブ |画像 |動画 ・
翻訳借用翻訳借用(ほんやくしゃくよう)とは、ある
言語がほかの言語から
語を
借用するとき、借用元の語の意味をなぞり
翻訳して取り入れることを指す。語の音形をなぞって取り入れる「音訳借用」に対立する概念である。
翻訳借用は通例
複合語の借用の際に問題となる現象だが(単純語を単純語に翻訳しても「借用」とは意識されない)、借用元の語の構成要素である
形態素(または語)のひとつひとつを翻訳し、これを組み合わせて新しい複合語を作る場合(カルク(
fr:calque)、なぞりともいう)がほとんどであり、翻訳借用の例(例えば'airport'→「空港」)としてしばしば挙げられるのもすべてカルクである。しかし、実際には後述の
漢字語のようにカルクによらない訳例も見られるため、翻訳借用と「カルク」は完全には一致しない。
明確に借用である...
関連36|百科事典 |ウェブ |画像 |動画 ・
文字文字(もじ)とは、
言葉(
言語)を伝達し記録するために
線や
点を使って形作られた記号のこと。文字の起源は、多くの場合ものごとを簡略化して描いた
絵文字(ピクトグラム)であり、それが転用されたり変形、簡略化されたりして文字となったと見られる。
関連24|百科事典 |ウェブ |画像 |動画
動画検索:借用
▼
借用の動画検索結果を表示しています。