繊切り(せんぎり、千切りとも表記)とは、食材の切り方の一つ。大根などの野菜を細長く刻むこと、または細長く刻んだもの。
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元々の名称は繊蘿蔔(せんろふ。「繊」は細い、「蘿蔔」は大根のこと)で、これを唐宋音で読んだ「せんろうぽ」が訛って「せんろっぽん」(繊六本・千六本)とも呼ばれるようになった。繊蘿蔔・繊六本より「繊六方」「繊切り」、千六本より「千切り」の呼称も生まれた。
一般的には細長く切った食材や切り方をまとめて繊切りの語を用いることが多いが、細長く切った食材の太さや大きさにより複数の呼称があり、桂剥きを用いて可能な限り薄く剥いたものを折りたたみ、一辺の幅又は厚みを1mm程度以下に切り揃えたものを特に繊切りと呼び、他の呼称と使い分けることがある。
繊維方向に細く切ったものを縦けん、繊維方向に対して直角に切ったものを横けんという。繊切りしたものは長い繊維が残るために刺身のツマとして用いる際にシャキっと立てて盛り付けることができる。
包丁を使い慣れていない者が繊切りを行う際、切るものを抑える手、特に親指を誤って切ることがある。親指を内側に曲げることで、その危険性を低くすることができる。料理初心者が繊切りを行う場合は、料理経験者の監督の下で行うことが望ましい。また、ネギやキュウリなどの野菜を繊切りする場合、切ったものが転がってまな板の外に出てしまうこともよくあるが、材料をやや斜めに切ることでこれを防ぐことができる。
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