専決処分(せんけつしょぶん)とは、本来地方公共団体の長が議会の議決・決定を経なければならない事柄について地方自治法(昭和22年法律第67号)の規定に基づいて議会の議決・決定の前に地方公共団体の長自らが処理することを言う。
緊急の場合の専決処分
次の場合は、普通地方公共団体の長は、その議決すべき事件を処分することができるとし、議会の決定すべき事件に関しては、同様とする。この処置については、地方公共団体の長は、次の会議においてこれを議会に報告し、その承認を求めなければならない(179条)。
- 地方公共団体の議会が成立しないとき。
- 議長又は議員が親族の従事する業務に直接の利害関係があるため等(113条ただし書)の除斥事項に該当する場合においてなお会議を開くことができないとき。
- 普通地方公共団体の長において議会の議決すべき事件について特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるとき。
- 議会において議決すべき事件を議決しないとき。
議会の委任による専決処分
普通地方公共団体の議会の権限に属する軽易な事項で、その議決により特に指定したものは、普通地方公共団体の長において、これを専決処分にすることができ、この規定により専決処分をしたときは、普通地方公共団体の長は、これを議会に報告しなければならないとされる(180条)。
外部リンク
関連項目
▼専決処分と関連のある記事を表示しています。
・
条例条例(じょうれい)とは、日本の現行法制において
地方公共団体が国の
法律とは別に定める自主法である。
地方公共団体は、法律の範囲内で条例を制定することができる(
日本国憲法第94条)。
すなわち、条例は日本国憲法を頂点とする国内法体系の一部をなすものであり、かつ、法の形式的効力の意味において国法よりも下位に位置付けられるものである。
なお、条例とは本来は箇条形式の法令のことである。日本でも
大日本帝国憲法施行以前は
集会条例のように国の法令を条例と名づけていた現在でもなお国の法令としての効力(具体的には政令としての効力)を有するものに、[http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgiIDX OPT1&H NAME%96%4a%8f%cd&H NAME YOMI%82%a0&H NO GENGOH&H NO YEA...
関連2|百科事典 |ウェブ |画像 |動画 ・
地方公共団体地方公共団体(ちほうこうきょうだんたい、、)は、
国家の
領土の一部を範囲とし、その地域における
住民を構成員として、地域内の
地方自治を行うために、
憲法や
法律が定めた
自治権を行使する
団体をいう。法律上規定された呼び方は地方公共団体であるが、一般に(地方)自治体、または略して地公体とも呼ばれる。
特別地方公共団体と区別する必要がある場合、普通地方公共団体と称されることがある。しかし、特別地方公共団体も含める場合もあるので、文脈依存(多義的)である。
-
地方自治法について以下では、条数のみ記載する。
関連2|百科事典 |ウェブ |画像 |動画 ・
矢野穂積関連2|百科事典 |ウェブ |画像 |動画
動画検索:専決処分
▼
専決処分の動画検索結果を表示しています。