| 小田急小田原線 | |
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| 路線総延長 | 82.5 km |
| 軌間 | 1067 mm |
| 電圧 | 1500 V (直流) |
| 最高速度 | 110 km/h |
小田原線(おだわらせん)は、東京都新宿区の新宿駅から神奈川県小田原市の小田原駅を結ぶ小田急電鉄の鉄道路線である。
小田原線自体に対する案内や呼称としては、単に小田急線と表現されることが多い。
目次 |
| 停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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凡例
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小田原線は、利用者数世界一といわれるターミナル新宿駅と神奈川県西部地方の小田原駅を短絡する路線で、同駅からは箱根登山線に直通し、有料特急「ロマンスカー」も頻繁に運転されている。また、江ノ島線や多摩線に直通する列車も多く、東京地下鉄千代田線・JR常磐緩行線に直通する一方で、一部の特急がJR御殿場線と相互直通運転を行っている。通勤・通学路線と観光路線という2つの顔を持つ路線で、新宿寄りは東京への通勤圏にあたり、一部区間で複々線化も進められている。
路線は武蔵野台地から出て多摩川を渡り、多摩丘陵を鶴川まで津久井道に沿った谷で越えて相模野台地に入る。台地を下ると相模平野に入り、相模川を越えてもしばらく平野と台地が続く。丹沢山地の麓が近づくと勾配と曲線がきつくなり、登り切ると秦野盆地に入る。トンネルを通過して酒匂川支流の四十八瀬川沿いの渓谷を走り、急カーブが多く速度は低下する。新松田駅からは酒匂川の本流沿いの足柄平野を走り、再び速度を上げて一路小田原駅を目指す。
線形は台地や平地では直線区間が多く、丘陵地帯では曲線が多くなるが、半径は緩めにとってある。急行は直線部では100km/hで走行し、曲線部では80 - 90km/h程度で通過する。
本厚木駅から新松田駅まで国道246号(大山街道・矢倉沢往還)が並行する。
詳細な路線の概要については「#路線概要」の節を参照
2004年12月11日のダイヤ改正で定期列車として初めて登場した速達列車である。新宿 - 江ノ島線藤沢間で毎時2本(2009年3月14日のダイヤ改正で平日に1本のみあった片瀬江ノ島行きは消滅した。土曜・休日の同駅始発は存続)運転するほか、平日は毎時1本、土曜・休日は上下合わせて3本の新宿 - 小田原間の列車もある。また、臨時列車として東京地下鉄千代田線に直通する列車もある(後述)。
小田急電鉄によると、快速急行は、優等列車利用旅客を長距離と近距離に分離することによる長距離旅客の速達性向上と近郊区間における急行の混雑緩和を目的に設定したとしている。快速急行が登場した背景としては、複々線区間の延長により高速運転が可能になったことと、JR東日本の湘南新宿ラインの充実による新宿 - 藤沢間の速達サービスに対抗する意図があると考えられる。現在、新宿 - 藤沢間の所要時間(昼間)はJRが48 - 50分(毎時2本・950円)、小田急の快速急行が53-54分(毎時2本・570円)と伯仲しており、特急ロマンスカー「えのしま」の所要時間(51-53分、分割併合を行う列車は53-55分)と大差がないか、むしろ逆に短い。これに伴って「えのしま」の利用者も減少に転じ、本数も減少した。原則的に特急ロマンスカーの待ち合わせや待避はしないが、平日の新宿18:51発小田原行のみ秦野でホームウェイ5号の待ち合わせを行う。
複々線区間を活用して下北沢駅と新百合ヶ丘駅の間をノンストップで運行することが最大の特徴となっている。通過駅となった急行停車駅は減便になり、これらの駅と下り側の急行停車駅とを結ぶ優等列車も同様に減便となったが、これを補完するために日中中心で新百合ヶ丘駅で多摩急行と連絡しているものがある(主に藤沢発。ただし各駅停車との連絡もあり、その各駅停車が待避線に停車しているために、快速急行と多摩急行は相互に連絡できず、上りは快速急行から多摩急行に、下りは多摩急行から快速急行にそれぞれ連絡している。なお、代々木上原駅では多摩急行の1つ前または1つ後の同駅始発の千代田線列車に接続する)。また、同駅で多摩急行と連絡していない快速急行には相模大野駅で新宿発着の急行との連絡にて補完するものもある(主に小田原発)。日中運行される藤沢行の下りは相模大野駅で町田または相模大野発小田原行急行に連絡し、藤沢発の上りは相模大野駅で小田原発相模大野行または町田行急行に連絡する。
全区間を10両編成で運転する。使用車種は従来の急行と同じで、5000形や3000形、8000形のうち10両固定扱いになっている編成が使用されることが多い。
1927年10月15日の小田原線全線複線化により登場した。1944年11月には太平洋戦争の戦況悪化に伴い運行が中止されたが、1949年10月1日に運行が再開され、現在に至っている。
日中は主に新宿・町田 - 小田原間の運転で、快速急行とともに本厚木以西に向かう種別として設定されている。また、朝夕には新宿 - 江ノ島線藤沢(一部片瀬江ノ島)間の直通が、平日の日中には新宿 - 江ノ島線片瀬江ノ島間の直通がある。2002年3月23日のダイヤ改正で湘南急行が登場したことにより、新宿 - 相模大野間では日中は1時間に2本の急行が湘南急行に置き換えられる形で減便された。また平日の朝方に多摩線唐木田から東京地下鉄千代田線綾瀬・東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐緩行線の松戸駅・我孫子駅まで運転するものもある。この急行は朝方に運転しているので経堂駅を通過する。なお、逆方向は終日多摩急行を運転しているため、小田原線から多摩線に直通する急行の運転はない(「急行唐木田行」自体は存在するが、多摩線内のみの運転である)。平日の夜には代々木上原発新宿行急行が1本運転される。
平日の10時 - 17時30分と土曜・休日の終日は経堂駅に停車し、それ以外の時間帯は同駅を通過する。向ヶ丘遊園、町田、相模大野、海老名、秦野などで特急ロマンスカーの通過待ちまたは待ち合わせを行うことがある。
夕方を中心に相模大野以西の種別を各駅停車に変更する列車がある。これは下りの場合種別が途中で各駅停車に変更されることから「種別が化ける」や「種別が○○に成る」という意味合いで俗に「化け急行」「化け急」「なり急」「なり各」「変身急行」などと言われる。行先は本厚木行が多く、他にも秦野行き(平日2本)・相武台前行き(平日1本)も少数ながら存在する。かつては江ノ島線にも設定されていたが現在は全廃されている。以前は朝方上りに新百合ヶ丘まで各駅停車、同駅 - 新宿間は急行となる列車があった(後述の通称「スキップ準急」と停車駅は同一)。
2004年12月11日のダイヤ改正以来、日中の本厚木以西では各駅停車がほとんど走らず、この区間では急行が各駅停車の役割も果たしている。また、平日の本厚木 - 新松田間では快速急行も各駅停車の役割を果たしている。その時のダイヤ改正で毎時4本運行されている日中の急行のうち、平日は1本を片瀬江ノ島行、もう1本を小田原行、土曜・休日は2本を小田原行に変更するとともに、毎時2本町田・相模大野発着の箱根湯本行を増発した。これは基本的に6両編成・本厚木以遠各駅停車で、相模大野もしくは町田で快速急行から乗り継ぎできるようになっている。かつての相模大野以西の速達列車の20分の穴をなくして10分間隔にすることで、快速急行による利便性を海老名以西にも確保できるようにしたものである。
一部を除き、そのまま種別を変更せず本厚木以西は各駅に停車する。この場合、駅のアナウンスでも「急行」と放送される。駅に掲示されている時刻表や小田原駅の発車標では当該列車に「赤い丸」が付けられているため、これを「赤丸急行」や「赤丸」と呼ぶ人もいる。ただし、2008年3月改正以降は、ほぼ日中の町田・相模大野 - 小田原間を運転する急行に限定されている。小田原線を通しで運行する急行に関しては、ほとんどが新松田 - 小田原間無停車となっている。これは後述のように新松田 - 小田原間の各駅はホーム有効長が6両分しかなく、新宿発着の急行は基本的にすべての区間において10両編成で運行されるようになったためである。
後述の分割併合を行う時を除き、基本的に10両編成で運転される。大半の急行が分割・併合を行わなくなったことから10両固定編成である1000形・4000形も急行運用に就くようになった。またかつて2000形による8両編成の急行が存在していたが、箱根登山鉄道への乗り入れができないため、小田原行での運用であった。また新松田 - 小田原間の各駅はホーム有効長が6両分しかないため通過していた。新宿発着の早朝の一部(現在は消滅)や町田・相模大野発着(以西のみの運転)には6両編成で運転される列車もある。
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新松田駅で分割された急行(後部4両)(2007年9月20日撮影)
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「分割案内板A」の例(2006年12月14日、下北沢駅にて撮影)
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分割案内板をホーム番号表示と兼用していた事例(1994年頃の町田駅)
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ラッシュ時を中心に相模大野・海老名・新松田・小田原の各駅で分割・併合を行い、各駅以西を6両編成で運転する。また、前述の各駅で分割・併合を行い、新宿に近い方の4両(7 - 10号車)が分割・併合駅 - 小田原寄りの始発・終着駅間を各駅停車に変更して運転するものがある。その列車は7 - 10号車部分の停車駅も前述の本厚木以西各駅停車の急行と同一になる。従って向ヶ丘遊園をのぞく新宿 - 新松田間の急行停車駅および小田原に「分割案内板A」が設置されている。2002年3月23日のダイヤ改正以降新松田で行うようになってから同駅で分割・併合を行う列車が増えた。かつては小田原方より4両+6両という組み合わせ(通称:「逆10両」)などがあり、「分割案内板B」などが設置されていたが、現在はそのような分割・併合を行っていない。一部の駅では、分割案内板をホーム番号表示と兼用していた事例もあるが、現存しない。
相模大野で分割・併合を行っていた時期には、小田原線・江ノ島線とも急行運転する列車(1 - 6号車:急行箱根湯本行、7 - 10号車:急行片瀬江ノ島行)や急行箱根湯本行と表示しているものの、1 - 6号車が急行箱根湯本行、7 - 10号車が江ノ島線内各駅停車(前記「化け急行」)の片瀬江ノ島(あるいは藤沢)行が多く設定されていた。
2008年3月15日のダイヤ改正で箱根登山線風祭駅の新駅舎と小田原駅箱根登山鉄道用折り返し線の使用が開始されたのに伴い小田原 - 箱根湯本間で4両編成の列車が折り返し運転を行うことから、箱根湯本行として運転していた列車はすべて小田原行となった。そのため、基本的に新宿 - 小田原間は10両編成となり、分割・併合を行う列車は大幅に減少した。本厚木以西を各駅に停車する急行は6両編成で運行される町田・相模大野発着の列車が大半となった。このダイヤ改正から箱根登山鉄道線への定期列車としての急行の直通運転は行われていない。
詳細は「多摩急行」を参照
多摩線唐木田駅から小田原線を経由して東京地下鉄千代田線の綾瀬駅(一部はJR常磐緩行線取手駅まで)で運転している。小田原線内の停車駅が急行と異なり、向ヶ丘遊園駅を通過する。上り列車は経堂駅で特急ロマンスカーの通過待ちを行うことがある。ダイヤが乱れた場合は運休することが多いが、新宿駅発着となる場合もある。JR常磐線に直通運転する列車が多いため東京メトロ車両での運用が多い。
1946年10月1日に登場した。登戸駅を境に、新宿方面は急行停車駅に、小田原方面は各駅に停車する。平日朝ラッシュ時の上り列車は経堂駅を通過する。なお、同駅を通過するのは1960年代に存在していた「通勤準急」運用の名残りとされるが、複々線化事業前の同駅のホームの有効長が8両編成までとなっており、その関係で千代田線直通を中心に10両で編成された準急が停車できないこともあったための措置である。朝ラッシュ時には綾瀬駅までの東京地下鉄千代田線直通もある。以前は夕方にも綾瀬からの直通電車もあったが、2004年12月11日のダイヤ改正で朝のみに変更されている。現在は平日の朝上り5本(うち1本が海老名始発、それ以外は本厚木始発)と土曜・休日の朝上り2本(本厚木始発)が設定されている。なお同線からは平日の朝2本(本厚木行)のみである。かつては千代田線から直通の相模大野行きも存在したが、現在はすべて廃止されている。現在は東京地下鉄千代田線のみ直通運転を行っている(2008年3月15日のダイヤ改正から箱根登山鉄道線への定期列車としての準急の直通運転は行われていない)。
以前は新宿発着・千代田線直通ともに日中も運転していたが、2001年に経堂駅の下りホームが10両編成対応になると新宿発着の準急が千代田線直通となり、2000年12月2日のダイヤ改正から千代田線内-相模大野間の運転が大半となった。そして2002年3月23日のダイヤ改正から多摩急行の登場によりほとんどの準急相模大野行きが多摩急行唐木田行きに変更となり、日中の列車が消滅した。その後、ダイヤ改正の度に多摩急行への振り替えという形が取られ、準急の本数は減少の一途を辿っている。特に土曜・休日の下りでは、2008年3月以降の現行ダイヤでは深夜に1本のみしか設定されていない(上りは本厚木駅発6時台2本〈千代田線直通〉と9時台に2本〈新宿行〉が運転されている)。
10両編成の運転が基本だが、相模大野で分割して前6両が本厚木行に、後ろ4両が相模大野止まりになるものも、かつて平日朝に1本だけ存在していた。また代々木上原駅から東京地下鉄千代田線に乗り入れるものがあり、この場合1000形または4000形が使用される。只経堂駅の高架化以前は、同駅のホーム長の関係で10両編成である千代田線直通と朝ラッシュ時および深夜の新宿発着はすべて同駅を通過していたが、2000年に上りホームが、2001年に下りホームがそれぞれ高架となり、10両編成対応になったため、2000年より上りの準急が、2001年よりすべての準急がそれぞれ朝ラッシュ時の上りを除き同駅に停車するようになった。
1978年3月31日から1990年3月27日までは、朝ラッシュ時に経堂駅に加えて百合ヶ丘・読売ランド前・生田の各駅を通過する準急(通称・スキップ準急)もあった。これは当時あった前述の新百合ヶ丘以西が各駅停車となる急行と小田原線内は停車駅が同一であった。この通過駅3駅は現在の急行の通過駅に相当する。多摩急行は向ヶ丘遊園も通過する。
2004年12月11日のダイヤ改正で快速急行とともに新設された。代々木上原 - 梅ヶ丘間の複々線化に伴う東北沢駅の地下化工事の過程における待避設備の撤去によりすでに下り緩行線が完成している複々線区間の東端である梅ヶ丘駅まで優等列車の待避ができなくなったことから、同駅まで優等列車より先行するために新宿 - 梅ヶ丘間を速達する列車である。主に新宿 - 唐木田間での運行だが、一部に向ヶ丘遊園・本厚木発着および町田・新松田発の列車も存在する。以前は成城学園前行の列車も存在していたが、2008年3月15日のダイヤ改正によりすべて向ヶ丘遊園へ延伸されたため、消滅した。
しかし、元々の列車設定の経緯や、すぐ前や後に各駅停車が運行されている場合が多いことから、結果的に速達性は多摩急行連絡でしか発揮されない。日中の唐木田発新宿行列車のほとんどは登戸を過ぎると(登戸含まず)新宿まで先着の列車となる。上記のことが起こる理由として、急行が成城学園前で連絡しない(連絡すると後発の快速急行の運行に影響が出る)、快速急行が下北沢まで停車しない、多摩急行が代々木上原から千代田線に入るため追い着かれても抜かれることはない、などが挙げられる。また、同改正では快速急行の登場により日中での成城学園前・登戸 - 新宿間の実質的な優等列車が毎時4本に減じたが、これを補完するために代々木上原駅で多摩急行と接続を図り、急行とほぼ同等の所要時間で新宿との間を結んでいる。
原則として8両編成で運行されるが、ダイヤが乱れている時は6両編成で運行されることもある。この場合、車両数の関係上各駅停車と同じ扱いで運転される。
開業と同時に登場した。当初は新宿駅 - 稲田登戸(現・向ヶ丘遊園)間のみ運行され、小田原までの運行は行われなかったが、1945年6月に実施されたダイヤ改正以後は全線にわたって運行されている。路線図や時刻表などでは「各駅停車」と表記されているが、列車の種別表示幕やLED、発車案内板などでは「各停」と表記されている。主に新宿 - 本厚木間での運行が多く、全線を通して運行される列車はほとんどない。また途中駅で種別が急行に変わるものや、途中駅で急行から種別が変わるものがある。
新宿発着では8両編成が多いが、6両編成のものもある。また、1000形の一部には4両編成を2本つないだ8両編成もある(以前は9000形4両や8000形と初代4000形各4両の2本つなぎもあった)。ホームの長さの関係で、南新宿 - 梅ヶ丘間および和泉多摩川駅停車列車・多摩線直通列車は8両編成以下、開成 - 足柄間への停車と江ノ島線に直通する列車は6両編成以下となる。また、10両編成で走る列車が経堂 - 成城学園前間と向ヶ丘遊園 - 新松田間のみにある(経堂・向ヶ丘遊園の両駅と本厚木以東は回送または相模大野以東は急行となるものも多い)。なお、2004年12月11日改正のダイヤでは平日のみ箱根湯本発本厚木行の各駅停車の1本(6両編成)が新松田で4両を増結して10両編成となっている。また、新宿 - 新松田間を急行として併結運転する新松田 - 小田原間と箱根登山線の各駅停車は4両編成である。
梅ヶ丘 - 和泉多摩川間は複々線区間であり、急行などに抜かれることがある(経堂・成城学園前の両駅で乗り継ぐこともある)。鶴川駅(上りのみ)や相武台前駅などで急行などの通過待ちをすることがある。向ヶ丘遊園・新百合ヶ丘・町田・相模大野・海老名・本厚木・新松田の各駅で急行などの待ち合わせをすることがある(一部通過待ちとなる駅もある)。また朝や夕方に代々木上原と新百合ヶ丘の両駅で多摩急行の待ち合わせをすることがある(多摩急行と同時発車の場合が多い)。
2008年3月15日のダイヤ改正より急行の新松田駅での分割・併合作業が基本的にはなくなるために新松田 - 小田原・箱根湯本間は4両編成での折り返し運転が実施される。なお日中の新松田 - 小田原間の途中駅各駅に停車する列車は、新松田発着の各駅停車(4両編成)と町田・相模大野発着で本厚木以西各駅停車の急行(6両編成)との交互運転になっている。新松田 - 小田原・箱根湯本間の区間運転列車については1000形の箱根登山鉄道塗装の車両がほぼ専属的に充当されている。
開業時に登場した種別である。開業当初は新宿 - 稲田登戸(現・向ヶ丘遊園)間のみの運行であった「各駅停車」に対し、直通は全線で運転した。新宿 - 稲田登戸間は経堂駅のみに停車し、稲田登戸 - 小田原間は各駅に停車した。
多客時に特急を補完する形で運行されていた。1953年から1959年までは「サービス急行」、同年から1963年までは「準特急」を名乗っていた。1963年に3100形「NSE」の登場により廃止された。停車駅は当時の特急と同様に新宿 - 小田原間は無停車だった。特急との違いは、特急が全席指定(これは現在も同じ)だったのに対し、準特急は自由席があった。
なお、「準特急」の名称は廃止後、京王電鉄が2001年3月27日の京王線ダイヤ改定で採用するまで、日本では使用されなかった。
1964年から1972年まで昼間時に急行と準急の間の「快速準急」という列車が運転されていた。同年に急行に統合され消滅した。当初は新宿 - 相模大野間であったが、後に小田原まで延長された休日には行楽地へのアクセスのために読売ランド前(よみうりランド最寄り)と鶴川(こどもの国最寄り)の両駅にも停車していた。通勤急行が廃止され、成城学園前駅に急行が停車するようになると、急行が直通とほぼ変わらなくなるため、1972年3月のダイヤ改正で廃止され、急行に統合された。
1955年のダイヤ改正で登場した種別であった。当初の停車駅は小田原線内では当時の急行の停車駅に稲田多摩川駅(現・登戸駅)が追加されたもので、江ノ島線内では現在の急行停車駅からまだ東急田園都市線が開通していなかった中央林間駅と当時はまだ開業していなかった湘南台駅を除いた設定となっていた。その後、1960年のダイヤ改正で朝の上りのみ成城学園前駅に停車するようになり、1964年をもって完全に停車駅化される。1970年に登戸駅に急行が停車し、翌1971年に成城学園前駅にも急行が停車するようになると、上記の快速準急と同じように急行に統合される形で廃止となった。
1970年代に運用された種別であった。土曜急行の名の通り、土曜の半ドン帰宅の足として設定されていた。昼過ぎから夕方の間に何本か通常の急行を増発する形として、さらには相武台前に停車するという停車パターンで運用されていた。
1960年3月25日から1964年11月4日まで運用された種別であった。停車駅は現在の経堂駅通過の準急と同じであった。当時は準急が喜多見 - 和泉多摩川間の各駅にも停車していた。同年11月5日のダイヤ改正で快速準急が新設され、準急は朝ラッシュ時のみの運転となり、通勤準急そのものが準急となってしまった。
詳細は「湘南急行」を参照
2002年3月23日から2004年12月10日まで運用された種別で、新宿 - 江ノ島線藤沢間で運転し、小田原線内では急行と同じ停車駅となっていた。2004年12月11日のダイヤ改正で快速急行に格上げされた。
その他、多摩線向けに快速の種別があったが、結局使用は中止され、方向幕には湘南急行登場前頃まで存在していた。
白銀号
初詣号
ORANGE EXPRESS
你好つかさ号
め組エクスプレス
小田急箱根クイズラリー号
江ノ島・鎌倉エクスプレス
湘南マリンエクスプレス
ビア・エクスプレス納涼号
サンリオピューロランド号
あじさい号
グリーンウェーブ相模原号
フラワー号
秦野たばこ祭号
湘南マリン号
あゆ電
丹沢号
猪電・猪鍋号
下記の臨時列車は、原則として1000形によって運転されている。
秋のレジャートレイン 箱根・江の島号
箱根湯〜ゆう号
箱根・湘南あじさい号
箱根駅伝応援号
丹沢もみじ号
代々木上原 - 向ヶ丘遊園間で進められている立体交差化・複々線化の進捗については連続立体交差化・複々線化事業を参照
2006年度の小田原線の最混雑区間は世田谷代田 - 下北沢間で、最混雑時間帯1時間の平均混雑率は190%に達する。これは東京メトロ東西線(199%)・東急田園都市線(196%)に次ぎ日本の大手私鉄で3番目に高い数字となっている。なお、この数値はあくまでも平均値であるため、車両や列車によって増減する。
朝ラッシュ時は向ヶ丘遊園 - 代々木上原間で1時間当たり27本(平均2分10秒間隔)で運転されている。このうち8両編成で運転される各駅停車が9本、10両編成で運転される準急・急行が合計で18本運転されている。なお、代々木上原 - 新宿間は千代田線直通電車の分が抜けるため、運転間隔は若干ではあるが緩和される。
ちなみに、現状ではこれ以上間隔を縮めることは難しい。これは梅ヶ丘 - 代々木上原間で連続立体交差化・複々線化工事をしており、これに伴う徐行運転とその区間またはその近くにある下北沢・代々木上原での乗降が多いため、後続列車がホームに進入できず駅手前で待機を強いられるためである。また梅ヶ丘から先は急行が先行する各駅停車に追い付くため徐行運転が発生する。これらによる列車遅延が起こりやすく、多くの場合は遅延証明書が発行されるほどになる。また設備の関係上、これ以上の長編成化はできない。
以前から混雑は激しく、和泉多摩川 - 喜多見間の連続立体交差化・複々線化事業の工事に着手した1989年度の混雑率は208%に達していた。その後工事の進捗により188%に緩和され、この数年間は混雑率の横ばいが続いた。しかし2006年度は前年度よりも2ポイント悪化した。
代々木上原 - 向ヶ丘遊園間(12.3km)では小田急電鉄が複々線化、東京都が連続立体交差化の各事業を実施しており、ラッシュ時間帯の所要時間短縮と混雑緩和を目指している。現在、梅ヶ丘 - 和泉多摩川間が完成している。ただし、登戸 - 向ヶ丘遊園間は沿線の都市計画事業との兼ね合いにより暫定的に上り2線・下り1線で整備される。また、向ヶ丘遊園駅から新百合ヶ丘駅まで5.7kmの複々線化事業も検討されている[1]。
詳細は小田急電鉄・複々線化工事のページおよびシモチカ ナビを参照のこと。
梅ヶ丘 - 喜多見間については、周辺住民などによって騒音、振動、日照などによって著しい健康被害を及ぼすおそれがあるとして、建設大臣(当時)による連続立体交差とそれに付属する街路事業の事業認可の取り消しを求める訴訟が1994年に提起された。これに対して第一審の東京地方裁判所(藤山雅行裁判長)は事業認可の前提となる1993年の都市計画決定を違法とし、事業認可を取り消す判決を出した(2001年10月3日判決)。控訴審の東京高等裁判所は、従来の最高裁判所の判例(1999年11月25日第一小法廷判決・民集195号387頁)を根拠に原告すべての原告適格を否定して、一審判決を一部破棄、訴え却下(原告全面敗訴)の判決を出した(2003年12月18日)。原告側は上告。最高裁判所大法廷は従来の判例を変更、原告の一部については原告適格を認める中間判決を出した(2005年12月7日[2])。この中間判決は、住民などによる行政機関の活動のチェックなどをより重視する近時の行政事件訴訟法改正(同法9条2項の新設)に拠るもので、一般新聞各紙が紙面で大きく取り上げるなど注目を集めた。そのため、却下とはならず本案判決に進んだが、最高裁第一小法廷判決(2006年11月2日)により原告の敗訴が確定した([3])。
「小田急電鉄#車両」を参照
以下の時間帯・区間にて女性専用車が設定されている。
| 駅名 | 駅間 キロ |
累計 キロ |
区間準急 | 準急 | 多摩急行 | 急行 | 快速急行 | 接続路線・備考 | 所在地 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 新宿駅 | - | 0.0 | ● | ● | 東京地下鉄千代田線直通 | ● | ● | 東日本旅客鉄道:埼京線・湘南新宿ライン・中央線(快速)・中央総武線(各駅停車)・山手線 東京地下鉄:丸ノ内線 (M-08) 都営地下鉄:新宿線 (S-01)、大江戸線(新宿駅:E-27、新宿西口駅:E-01) 京王電鉄:京王線、京王新線(新線新宿駅) 西武鉄道:新宿線(西武新宿駅) |
東京都 | 新宿区 |
| 南新宿駅 | 0.8 | 0.8 | | | | | | | | | 渋谷区 | |||
| 参宮橋駅 | 0.7 | 1.5 | | | | | | | | | ||||
| 代々木八幡駅 | 1.2 | 2.7 | | | | | | | | | ||||
| 地下鉄線・JR常磐線 直通運転区間 |
○多摩急行(すべて):千代田線経由JR常磐線(各駅停車)取手まで ○急行(平日朝と上り一部):同我孫子まで ○準急(一部):東京地下鉄千代田線綾瀬まで |
|||||||||
| 代々木上原駅 | 0.8 | 3.5 | ● | ● | ● | ● | ● | 東京地下鉄:千代田線 (C-01) (新百合ヶ丘方面から直通運転:上記参照) |
||
| 東北沢駅 | 0.7 | 4.2 | | | | | | | | | | | 世田谷区 | ||
| 下北沢駅 | 0.7 | 4.9 | ● | ● | ● | ● | ● | 京王電鉄:井の頭線 | ||
| 世田谷代田駅 | 0.7 | 5.6 | | | | | | | | | | | |||
| 梅ヶ丘駅 | 0.7 | 6.3 | ● | | | | | | | | | |||
| 豪徳寺駅 | 0.7 | 7.0 | ● | | | | | | | | | 東京急行電鉄:世田谷線(山下駅) | ||
| 経堂駅 | 1.0 | 8.0 | ● | ■ | ● | ■ | | | |||
| 千歳船橋駅 | 1.2 | 9.2 | ● | | | | | | | | | |||
| 祖師ヶ谷大蔵駅 | 1.4 | 10.6 | ● | | | | | | | | | |||
| 成城学園前駅 | 1.0 | 11.6 | ● | ● | ● | ● | | | |||
| 喜多見駅 | 1.1 | 12.7 | ● | | | | | | | | | |||
| 狛江駅 | 1.1 | 13.8 | ● | | | | | | | | | 狛江市 | ||
| 和泉多摩川駅 | 0.6 | 14.4 | ● | | | | | | | | | |||
| 登戸駅 | 0.8 | 15.2 | ● | ● | ● | ● | | | 東日本旅客鉄道:南武線 | 神奈川県 | 川崎市 多摩区 |
| 向ヶ丘遊園駅 | 0.6 | 15.8 | ● | ● | | | ● | | | |||
| 生田駅 | 2.1 | 17.9 | ● | ● | | | | | | | |||
| 読売ランド前駅 | 1.3 | 19.2 | ● | ● | | | | | | | |||
| 百合ヶ丘駅 | 1.3 | 20.5 | ● | ● | | | | | | | 川崎市 麻生区 |
||
| 新百合ヶ丘駅 | 1.0 | 21.5 | ● | ● | ● | ● | ● | 小田急電鉄:多摩線(新宿・千代田線方面から唐木田まで直通運転) | ||
| 柿生駅 | 1.9 | 23.4 | ● | ● | 多摩線直通 | | | | | |||
| 鶴川駅 | 1.7 | 25.1 | ● | ● | | | | | 東京都 町田市 |
|||
| 玉川学園前駅 | 2.8 | 27.9 | ● | ● | | | | | ||||
| 町田駅 | 2.9 | 30.8 | ● | ● | ● | ● | 東日本旅客鉄道:横浜線 | |||
| 相模大野駅 | 1.5 | 32.3 | ● | ● | ● | ● | 小田急電鉄:江ノ島線(新宿・町田方面から片瀬江ノ島まで直通運転) | 神奈川県 | 相模原市 | |
| 相模大野分岐点 | - | (32.5) | | | | | | | | | 実際の江ノ島線との分岐位置 | |||
| 小田急相模原駅 | 2.4 | 34.7 | ● | ● | | | | | ||||
| 相武台前駅 | 2.2 | 36.9 | ● | ● | | | | | 座間市 | |||
| 座間駅 | 2.3 | 39.2 | ● | ● | | | | | ||||
| 海老名駅 | 3.3 | 42.5 | ● | ● | ● | ● | 東日本旅客鉄道:相模線 相模鉄道:本線 |
海老名市 | ||
| 厚木駅 | 1.6 | 44.1 | ● | ● | | | | | 東日本旅客鉄道:相模線 | |||
| 本厚木駅 | 1.3 | 45.4 | ● | ● | ● | ● | 厚木市 | |||
| 愛甲石田駅 | 3.1 | 48.5 | ● | ● | ● | ● | ||||
| 伊勢原駅 | 3.7 | 52.2 | ● | ● | ● | ● | 伊勢原市 | |||
| 鶴巻温泉駅 | 3.7 | 55.9 | ● | ● | ● | ● | 秦野市 | |||
| 東海大学前駅 | 1.1 | 57.0 | ● | ● | ● | ● | ||||
| 秦野駅 | 4.7 | 61.7 | ● | ● | ● | ● | ||||
| 渋沢駅 | 3.9 | 65.6 | ● | ● | ● | ● | ||||
| 新松田駅 | 6.2 | 71.8 | ● | ● | ● | ● | 東海旅客鉄道:御殿場線(松田駅) | 足柄上郡 松田町 |
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| 開成駅 | 2.5 | 74.3 | ■ | | | 足柄上郡 開成町 |
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| 栢山駅 | 1.9 | 76.2 | ■ | | | 小田原市 | |||||
| 富水駅 | 1.6 | 77.8 | ■ | | | ||||||
| 螢田駅 | 1.4 | 79.2 | ■ | | | ||||||
| 足柄駅 | 1.6 | 80.8 | ■ | | | ||||||
| 小田原駅 | 1.7 | 82.5 | ● | ● | 箱根登山鉄道:鉄道線(箱根湯本まで直通運転) 東海旅客鉄道:東海道新幹線 東日本旅客鉄道:東海道線・湘南新宿ライン 伊豆箱根鉄道:大雄山線 |
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小田急百貨店新宿店の1階、地上4面3線・地下3面2線の新宿駅を発車すると、すぐに地上線と地下線が合流して渋谷区に入る。合流地点には大きな踏切(開かずの踏切として悪評が高い)があり、踏切を通過すると南新宿駅へ到着する。この付近は副都心の新宿から1km程度しか離れていないにも関わらず大変閑静な住宅街であり、そのせいか同駅はターミナル駅の隣とはとても思えないぐらい利用客が少なくなっている。戦前には同駅 - 参宮橋間に山谷駅があったが、戦災を受けたのを機に廃止され、現在では跡形もなくなっている。明治神宮への参道がある参宮橋駅を発車すると、しばらく直線区間を走り、代々木八幡駅へ。この駅は急カーブ(同線で最も急な半径200メートル)上にあり、制限速度45km/hで徐行しながら、西へと向きを変える。直後に東京都道317号環状六号線(山手通り)と交差し、さらに東京地下鉄千代田線が地上に出て合流、そのまま高架を上り2面4線の代々木上原駅に到着する。
代々木上原駅を発車すると複々線区間に入るが、同駅 - 梅ヶ丘間の複々線・立体交差化工事で現在は複線に戻っている。高架から地平に変わり、世田谷区に入って、東北沢駅へ到着。ここで一旦複々線は終わり、勾配を下り、京王井の頭線と交差して変則2面2線の下北沢駅へ到着する。
下北沢駅を発車すると、しばらくの間地上を走行し、そのまま世田谷代田駅へ到着、終戦直後、この駅から京王井の頭線新代田駅まで代田連絡線が分岐して車両の搬出・入に使われていたが、周辺の宅地化が急速に進んだ現在では同線の廃線跡はほぼ消滅し、最後まで残っている世田谷代田駅裏の廃線跡も複々線化によって消滅する予定である。その後、東京都道318号環状七号線(環七通り)を跨ぎ、高架・複々線区間となって梅ヶ丘駅へ。通常、優等列車はこの複々線区間に入ると、時速100km/h前後の高速運転を開始する。同駅の近くに羽根木公園があり、梅のシーズンには大変賑わっている。その後、東急世田谷線と交差して豪徳寺駅に到着する。さらに小田原線開業時に車庫があった通過線を含む2面5線の経堂駅を発車すると、千歳船橋駅、その先で東京都道311号環状八号線(環八通り)・東京都道428号高円寺砧浄水場線(荒玉水道道路)と交差して祖師ヶ谷大蔵駅に至り、その後仙川を渡ると高架から一気に地下に潜り、2面4線の成城学園前駅に到着する。この駅の真上には、2006年9月29日に成城コルティという駅ビルが完成した。
成城学園前駅を発車すると再び地上へ戻り、喜多見検車区への引き込み線を分岐し高架を上り、野川を渡るとすぐに喜多見駅に到着。ここで東京23区を抜け狛江市に入り、すぐに狛江駅へ、さらに和泉多摩川駅に到着。ここで複々線区間は終わり、3線化工事が行われている脇を走りながら多摩川を渡る。ここから神奈川県(川崎市多摩区)に入り、橋を渡り終えるとJR南武線と交差し、2面2線(工事中で暫定配線。2008年度中に上りは2線化され、将来的に下りも2線となる予定)の登戸駅に到着する。
登戸駅を発車すると3線化工事の脇をゆっくり走りながら高架を下り、工事の足場などが見えなくなると多摩区の中心部である2面4線の向ヶ丘遊園駅に到着する。登戸 - 向ヶ丘遊園間の駅間距離は小田急全線で最短の0.6km。向ヶ丘遊園駅は2002年まであった向ヶ丘遊園の最寄り駅で、2000年までは駅前から向ヶ丘遊園まで向ヶ丘遊園モノレールが運行されていた。
向ヶ丘遊園駅を発車すると東京都道・神奈川県道9号川崎府中線(府中街道)と交差し、さらに二ヶ領用水・五反田川を渡り右へカーブし再び西へと向きを変える。ここから多摩丘陵の谷を縫うように走り、それまで密集した市街地が続いていた車窓はぐっと緑が増えた印象となって、しばらくの間畑と住宅が混在した区間を走る。その後神奈川県道13号横浜生田線と交差する。この神奈川県道13号の陸橋は東京都道・神奈川県道3号世田谷町田線(津久井道)と交差しているが、交差する津久井道の側道は本線を挟む構造ではなく、本線に挟まれる構造になっている。その後は津久井道・五反田川と並行し左には明治大学生田キャンパスが見えてくる。住宅が込んでくると間もなく生田駅へ、その先で地下を走る武蔵野線(貨物線)と交差し、読売ランド前駅に到着。この先百合ヶ丘駅手前まで津久井道と歩道一つを挟んで完全に並行する。その後左へ急カーブ南西を向き、川崎市麻生区に入って切通しに入り百合ヶ丘駅へ、その先でS字カーブを描きながら勾配を下り、留置線2線が見えてくると間もなく3面6線の新百合ヶ丘駅に到着する。
新百合ヶ丘駅を発車すると多摩線を分岐して勾配を下り、右手に小田急電鉄の保線施設を見ながら右へカーブし南に向きを変え、畑も少し残る住宅地を抜け、柿生駅へ到着。その先で再び東京都(町田市)に入るとしばらくの間町田市と川崎市麻生区(飛地)の市境を直線で抜け、2面3線の鶴川駅へ到着。ここで津久井道を分け、その先少し走ると左手から住宅は消え森林となり、完全に町田市に入る。さらに和光大学が見えると東京都内では唯一(地下区間を除く)のトンネルを抜ける。トンネルを出ると玉川学園に挟まれながら左へカーブを切り、玉川学園前駅に到着。そこからしばらくの間高級住宅街を走り、しばらくすると一旦市街地が途切れて恩田川を渡り、築堤上を走りながらカーブを切り東京都道47号八王子町田線(町田街道)と交差し、市街地へ入っていく。切り通しを抜けると小田急百貨店町田店の中2階、小田急線第2の規模を持つ2面4線の町田駅に滑り込む。
町田駅を発車するとJR横浜線と交差し、カーブを切りながら境川を渡る。ここで再び神奈川県(相模原市)に入り、切り通しを抜ける。切り通しを抜けるときれいな装飾が施されたコンクリート壁を見ながら通過線を含む2面6線の相模大野駅に到着する。なお、この区間は複々線化用地が一部確保されている。
相模大野駅を発車すると江ノ島線を分岐し、しばらくの間左手に大野総合車両所を見る。その後は住宅地を直線で抜け、小田急相模原駅へ。その先で座間市に入り、勾配を下っていく。その後今度は勾配を上っていき、2面4線の相武台前駅へ到着。かつて大野総合車両所に移転するまで工場があり、駅構内東側に広がる留置線はその名残である。その先しばらくは直線で抜ける。座間谷戸山公園が見えて森林が増えてくると左へカーブし南を向き、右に神奈川県道42号藤沢座間厚木線のバイパスが見えてくる。左手から森林が消えて市街地が見えてくると間もなく座間駅へ。その先は住宅街を直線で抜け、海老名市に入る。国道246号(大和厚木バイパス)と交差すると南西に向きを変え、相鉄厚木線(貨物線)と交差し、相鉄本線とも並行し海老名検車区が併設された2面4線の海老名駅に到着する。
海老名駅を発車すると左手には再開発の風景が見えるが、間もなく立体交差工事のために線路は右側にそれていたが、工事の進捗により、2007年7月1日始発から下り線が、そして2008年3月30日始発から上り線も高架を上っている。工事区間が終わりに差し掛かると、右にカーブしてJR相模線と交差して厚木駅へ。その先で相模川を渡り厚木市に入る。橋を渡り終えると高架で市街地へ入って行き、2面4線の本厚木駅に到着する。
本厚木駅を発車するとそのまま市街地を通る。高架を降り右手の国道246号線と並走する区間になると水田が混在するが、それもすぐ終わり住宅地になって勾配を登りきったところが愛甲石田駅。駅構内に厚木市と伊勢原市の市境がある。
愛甲石田駅を発車すると並行していた国道246号が別れる。しばらくは住宅地を走るが、高架区間に入ると水田地帯に入り、右手には大山が、左手には平塚市街や湘南平まで見渡せるほど視野が開ける。現在、第二東名高速道路と県道バイパス整備に関連した造成工事が行われているので将来この景色が変わる可能性がある。伊勢原台地へ向かう登り勾配になると住宅地に入り、登りきったところが2面4線の伊勢原駅となる。下り待避線は本厚木駅の折り返し容量不足のため、同駅発着電車が伊勢原駅まで回送して折り返しするためによく使っている。
伊勢原駅を発車するとしばらくは住宅地のままだが、右手に見える工業団地を抜けると水田が一面に広がり、線路の周囲には人家がほとんどなくなる。小さな踏切を通過すると秦野市に入り、突然住宅地になるとまもなく鶴巻温泉駅に着く。
鶴巻温泉駅を発車すると畑が混在する住宅地を通りながら東海大学前駅へ到着する。両駅間は1.1kmと私鉄の駅間距離としては標準的だが、伊勢原駅 - 鶴巻温泉駅、東海大学前駅 - 秦野駅の駅間距離が約4 - 5kmあるので特に短く感じる。
東海大学前駅を発車すると右手に小高い山を見ながら走る。しばらく住宅地のままだが、2kmほど進んだところにあるトンネルを抜けると秦野盆地へ入る。急勾配と急カーブで盆地の中心部へと進んでいく。畑と雑木林の風景のすき間から右手には丹沢と秦野市街地が見え、盆地内で市街地が完結する姿は東京から60 - 70kmの距離にしてさながら地方都市を連想させる。
2面4線の秦野駅を発車すると右から水無川が別れ、畑が混在する住宅地をきつめの登り勾配で小田原線の駅で最も標高の高い渋沢駅まで駆け上がる。ここから愛甲石田駅付近から山を挟んで北側を走っていた国道246号と再び並行することになる。
渋沢駅を発車するとトンネルを抜け、うねりながら流れる四十八瀬川(酒匂川の水系)の谷に沿って線路もルーティングされているため、急勾配と急カーブの連続で降りて盆地を抜け出す。この谷の間も周囲には人家がないが、秦野市と松田町の市町境付近には孤島のような形で湯ノ沢団地がある。東名高速道路・国道255号を相次いで潜ると並行していた国道246号から別れ、左手の神奈川県立足柄上病院を過ぎたところに特急「あさぎり号」と新車の搬入などで使われるJR御殿場線へ向かう連絡線が右手に現われる。御殿場線をくぐると2面4線の新松田駅に到着する。渋沢 - 新松田間の駅間距離は小田急全線で最長の6.2kmである。
新松田 - 小田原間は水田が広がる足柄平野を通るため利用客が比較的少なく、新松田と小田原の両駅を除く途中5駅はホーム有効長が最大6両分と短く設定されており、10両編成の急行は停車できない。開成駅手前から蛍田駅の先までは足柄平野の水田地帯を抜けるが、線形も良く高速運転向きで、優等列車は最高速度で走ることも多い。線路脇の防護柵もない場所が多く、鉄道ファンには有名な撮影地であり、小田急の広報用や雑誌などの写真撮影もこの近辺で撮影されることが多い。
新松田駅を発車すると酒匂川を渡り、橋を渡り切ると大きく左にカーブして開成町へ入る。開成駅は2面4線化も可能な2面2線の駅で、駅の東側(進行左手)には電留線と小田急電鉄と小田急不動産が開発した庭園の杜という新興住宅地がある。開成駅から400m程南下すると小田原市に入る。駅周辺には商店や住宅がコンパクトにまとまっているが、駅を離れるとすぐに水田地帯となる。このあたりはかつて酒匂川が洪水を頻繁に起こしていたためもとから人口が少ない。足柄平野一帯では小田原線沿線よりも御殿場線や伊豆箱根鉄道大雄山線沿線の方に人口が集まっている。
螢田駅を過ぎると小田原市中心部へ進路をとるため右にカーブを曲がり狩川を渡る。伊豆箱根鉄道大雄山線をオーバークロスし、切通しを抜けて2面3線の足柄駅となる。付近にJT小田原工場があり、かつては足柄駅から専用線が延び、小田原駅経由で貨物輸送が行われていた名残りで、右手ヤードの奥には電留線がある。上りのみ設置された待避線は小田原駅の発着容量不足を補うものとして朝夕を中心に各駅停車が急行や特急の通過待ちを行っている(ダイヤ改正によりその本数はわずかであったり十数本設定されていたりと差が出る)。東海道新幹線をくぐり、JR東海道本線に右カーブで合流すると2面3線の小田原駅に到着する。ここから先は箱根登山線が延び、特急ロマンスカー「はこね」や4両編成の各停などが箱根登山線に直通する。
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![]() 00:34 | 小田急小田原線 準急新宿行き発車 |
| 再生回数:3,188回評価:なし提供:You Tube | |
![]() |
![]() 01:00 | JR東海371系 小田急小田原線梅ヶ丘駅 【X1編成】 |
再生回数:8,399回評価: 提供:You Tube | |
![]() |
![]() 00:26 | トンネルをくぐり、鉄橋を渡るロマンスカーVSE (小田急小田原線 特急スーパーはこね13号[0713]) |
再生回数:52,655回評価: 提供:You Tube | |
![]() |
![]() 00:45 | 東京メトロ(東京地下鉄)06系 小田急小田原線梅ヶ丘駅 【06-101F】 |
再生回数:11,168回評価: 提供:You Tube | |
![]() |
![]() 08:26 | 小田急小田原線 相模大野-海老名間 (前面展望)8000形 |
再生回数:2,308回評価: 提供:You Tube | |
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