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山口県

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山口県
やまぐちけん
地方 中国地方
山陽地方山陰地方
中国・四国地方
団体コード 035000-1
ISO 3166-2:JP JP-35
面積 6,112.89km²
総人口 1,454,539
推計人口、2010年2月1日)
人口密度 238人/km²
隣接都道府県 島根県広島県愛媛県福岡県大分県
県の木 アカマツ
県の花 夏みかんの花
県の鳥 ナベヅル
他のシンボル 県の魚:フグ
県の獣:ホンシュウジカ
県の歌:山口県民の歌
知事 二井関成
山口県庁
所在地 〒753-8501  山口県
山口市滝町1番1号
外部リンク 山口県
特記事項 :
― 市 / ― 町


山口県旗
ウィキポータル 日本の都道府県/山口県
■Template (■ノート ■解説) ■都道府県ポータル

山口県(やまぐちけん)は、日本の一つで、本州最西端に位置する県。中国地方を構成する5県のうちの1つで、九州地方との連接点の地域である。

目次

概要

中国地方を構成する県(中国五県)の一つで、県土の大半は山陽地方に含まれ、北部の萩市長門市山陰地方の西端に当たるとされる。県庁所在地は県央部の山口市であるが、下関市宇部市周南市など経済規模で山口市をしのぐ都市が点在する(詳細は後述)。下関市など県西部を中心に経済面などで福岡県北九州地区とのつながりも深い。岩国市などの県東部は広島県地域とのつながりが密接である。

令制国長門国周防国に相当するので、防長(ぼうちょう)という別名を持つ。周防国と長門国は後に毛利氏によって統治され、江戸時代にはあわせて長州藩と称していたことから、長州(ちょうしゅう)と呼ばれることもある。

県魚に指定されている下関市フグは日本一の市場取扱量を占める。地元や周辺地域では、主に取扱業者やマスコミなどが縁起を担いでフグとは呼ばず「フク」と呼ぶ(フグが「不遇」につながり、フクが「福」につながる為とされている)が、日常会話で「フク」ということは少ない。

山口県では日常的に山口方言が使用されている。


地理

東側を除く三方を海に囲まれ、その中央部を中国山地が横断している。中国山地に水源を発する河川がいくつか存在するが、河口付近を除けば海沿いに平地は多くなく(特に日本海側)、内陸部の川沿いを中心に盆地が点在する。

周辺海域
主な河川

気候

全体的には、太平洋側気候だが、日本海側から内陸部にかけては日本海側気候が混じり、には曇りがあり、も見られる。特に内陸部の山口市山間部、萩市内陸部、周南市岩国市のそれぞれ北部などは、県内でも積雪することがある地域である。北部は日本海に面しており、波が高く、海がしける事も少なくない。

瀬戸内海側は瀬戸内海式気候で、一年を通してが少なく、比較的温暖な気候である。冬でも中国山地と朝鮮半島に季節風が抑えられるので、日本海側と比べて曇りの日は少なく、晴れる日も多い。積雪も一冬に1~2回程度である。日本海側に対し、内海の瀬戸内海側では波は穏やかである。

関門海峡周辺の下関市山陽小野田市宇部市などでは日本海側気候と瀬戸内海式気候との境界にあたり、二面性を持つ気候である。冬は周防灘側でも曇りがちの天気になることもあり、時雨や雪を降らせる事もある。しかし、周防灘は穏やかで荒れる事は少ない。

上記のように、同じ県内でも地域ごとの気象傾向に差があることもあり、天気予報を発表する際の一次細分区域は「西部」「中部」「東部」「北部」の4つに設定されている。2003年3月3日には気象に関する注警報・警報発表区域の細分化(二次細分区域の設定)が行われ、県内が7区域「西部」(豊田/下関・宇部)、「中部」(山口・防府/周南・北玖珂)、「東部」、「北部」(長門/萩・美祢)に細分化された。2007年3月1日には市町村合併を反映する形で二次細分区域が再編され、二次細分区域が8区域に再設定されている。

  • 現行の気象区分(2007年3月1日現在、カッコ内は二次細分区域)[1]
    • 山口県西部(下関/宇部・山陽小野田)
    • 山口県中部(山口・防府/周南・下松)
    • 山口県東部(岩国/柳井・光)
    • 山口県北部(長門/萩・美祢)

自然公園

歴史

県名の由来

  • 山地、森林への入り口を「山口」と謂うことに関係ある。これは、阿武郡にある山の入り口が由来となっている。
  • かつて山口市の市街地あたりを指していた地名が、廃藩置県の際、そのまま県名に採用された。

原始・古代

中世

近世

  • 1600年関ヶ原の合戦では、中国地方全域を支配していた毛利氏は西軍に参加。毛利輝元が総大将となったが、毛利勢は一族の吉川広家徳川家康に内通したため戦闘に参加せず。西軍の敗戦後は吉川広家の取り成しで毛利家は改易を免れ、減封されて防長2州を領有。以後、幕末まで毛利氏の支配する土地となる。
    • 両国には長門国の萩藩(長州藩)・長府藩清末藩・周防国の徳山藩岩国領の5藩が成立、宇部福原氏館いずれの藩主も萩宗家を中心に団結していたが、岩国領と萩藩の関係は良くなかった。減封を吉川家の裏切りのせいと見る向きも多く、末家として独立した扱いを宗家がしなかったためである。
  • 1838年 - 藩主毛利敬親に登用された村田清風による藩政改革が開始される。
  • 1863年、毛利敬親が山口に新たな藩庁を築いて移住。以後、長州藩(萩藩)は「山口藩」と称される。
  • 1863年-1864年 - 下関戦争(馬関戦争)。外国船に発砲し、4国の連合軍による報復攻撃で馬関砲台などが一方的に壊滅状態となる。以後、藩の大勢は攘夷から開国路線に転じる。
  • 1864年-1865年 2度にわたる江戸幕府の長州征伐。藩内部の権力闘争が続いていたが、第二次長州征伐では奇兵隊を率いた高杉晋作らの活躍で幕府軍を撃退。以後、尊皇倒幕で藩論を集約し、明治維新の原動力としてその名を残す。

近・現代

山口県と政治家

長州藩薩摩藩とともに明治維新を主導し、両藩の出身者は明治新政府の枢要な地位についた。明治時代を通じて形成された長州閥と呼ばれる政治的人脈は山口県出身の有力政治家を輩出し続ける土壌となり、山口県は大日本帝国憲法日本国憲法の両方の時代を通じて最も多くの首相(8人)を輩出する県となった。こうした背景から、山口県は「大臣、大将を目指せ」という教育を施すような風土を持ち、政治色が強い土地柄となっている。選挙では概して保守系勢力(自由民主党)が強い支持を集める傾向がある。一方で、革新系の政治指導者が山口県から輩出している。

戦後における有力政治家として、首相経験者では岸信介佐藤栄作兄弟と安倍晋三自民党総裁選出馬経験者では安倍晋太郎(元外務大臣で安倍晋三の実父)、林義郎(元大蔵大臣)、高村正彦(元外務大臣)、閣僚経験者では田中龍夫(初代山口県知事、元通産大臣)、佐藤信二(元運輸大臣で佐藤栄作次男)、河村建夫(元文部科学大臣、前内閣官房長官)、吹田愰(元自治大臣)、菅直人副総理・国家戦略担当大臣、民主党代表代行、元厚生大臣)、そのほか重宗雄三(元参議院議長)、徳永正利(元参議院議長)、野坂参三(元日本共産党議長)、宮本顕治(元日本共産党議長)などがいる。

その他の山口県出身の政治家については、山口県出身の人物一覧#政治家を参照

人口

山口県と全国の年齢別人口分布 山口県の年齢・男女別人口分布
紫色 ― 山口県
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
1980年 1,587,079人
1985年 1,601,627人
1990年 1,572,616人
1995年 1,555,543人
2000年 1,527,964人
2005年 1,492,606人
総務省統計局 / 国勢調査2005年

行政

歴代知事(公選)

詳細は「山口県知事一覧」を参照

  • 初代 田中龍夫(1947年4月5日~1953年3月24日、2期)
  • 2代 小澤太郎(1953年4月30日~1960年8月17日、2期)
  • 3代 橋本正之(1960年9月25日~1976年6月30日、4期)
  • 4代 平井龍(1976年8月22日~1996年8月21日、5期)
  • 5代 二井関成(1996年8月22日~、4期目)

財政

平成18年度

  • 標準財政規模 3486億3900万円
  • 一般会計歳入 7470億8700万円 
  • 一般会計歳出 7386億5800万円
  • 財政力指数 0.40885 ( 都道府県平均 0.46 )
    • 財政力指数0.4~0.5のⅡグループ(9自治体)に分類されている
  • 経常収支比率 92.5% ( 都道府県平均 92.6 )
  • 実質収支比率 1.0
  • 人口一人当たり人件費・物件費 14万5634円 ( 都道府県平均 12万4759円 )
  • 実質公債費比率 12.6% ( 都道府県平均 14.7% )
  • 人口100,000人当たり職員数 1,384.32人 ( 都道府県平均 1,173.11人 )
    • 平成17年度から平成22年度までの5年間で1,164人(5.3%減)の削減を目標としている
  • ラスパイレス指数 99.3 ( 都道府県平均 99.6 )

地方債残高

  • 普通会計分の地方債現在高 1兆1295億7100万円
  • 上記以外の特別会計分の地方債(企業債)現在高 576億7900万円
  • 第3セクター等債務保証残高
    • 山口県土地開発公社 338億5300万円
    • やまぐち農林振興公社 203億8900万円

平成17年度

  • 財政力指数:0.37(平成17年度)


備考

  • この県出身の総理大臣は三人いる。(岸信介、佐藤栄作、安倍晋三)

議会

  • 議長 島田明(防府市区)
    • 副議長 松永卓(山口市区)
    • 議会運営委員長 柳居俊学(大島郡区)
党派別議員(2007年4月8日改選・定数49人・2009年5月29日現在)
柳居俊学、吉井利行、伊藤博、石崎幸亮、吉田和幸、塩満久雄、林哲也、有福精一郎、岡村精二、二木健治、重宗紀彦、藤生通陽、松永卓(副議長)、末貞伴治郎、新谷和彦、田中文夫、島田明(議長)、守田宗治、山手卓男畑原基成、河野亨、大西倉雄、森中克彦、河村敏夫、藤井律子、友広巌、竹本貞夫
加藤寿彦、西嶋裕作、木村康夫、吉敷晶彦、秋野哲範、今倉一勝、河北洋子
先城憲尚、小泉利治、石丸典子、上岡康彦
水野純次、藤本一規、久米慶典
  • 県政クラブ(3人)
国井益雄、槙本利光、新藤精二
  • 新政クラブ(1人)
合志栄一
佐々木明美
  • 無所属の会(1人)
渋谷正
  • 欠員(2・下関市区、宇部市区)

経済

産業

山陽地方に当たる瀬戸内海側は、重化学コンビナートを中心とした工業と、高速道路網などを生かした流通業などが発展しており、瀬戸内工業地域の一角を成す。一方で、山陰地方に当たる日本海側は、農業・漁業などの第一次産業と観光業などのサービス産業が中心である。

かつては宇部・美祢で鉱業が盛んであり、宇部炭鉱 (宇部市) や大嶺炭鉱 (美祢市) で無煙炭を中心とした石炭が採掘されていた。いずれも現在は閉山しているが、県西部 (宇部・山陽小野田など) の重化学工業地域は元々この炭鉱を背景としている。現在美祢地区では石炭に代わって石灰石の採掘が行われており、セメントの製造企業が集中している。一方、周南・岩国などの東部では太平洋戦争当時の海軍燃料廠などに由来する石油精製コンビナートを展開、ソーダなど化学系の製品製造を主とする工業地域を形成している。

経済圏はほぼ三極化しており、西部では下関市、県央部では山口市 (特に旧小郡町) 、東部では周南市 (特に旧徳山市) がそれぞれ地域の中心都市としてある程度の集積がなされている。山口県全体でみると、多くの金融機関が拠点を置く下関市での集積が顕著であり、地方金融グループである山口フィナンシャルグループ (傘下に山口銀行もみじ銀行)、山口県中西部と島根県の一部を営業エリアとする西中国信用金庫 (下関、吉南宇部津和野の4信金合併で誕生) が本店を置き、また、日本銀行が山口県唯一の支店を同市に置く。近年の経済停滞によって多くの金融機関が下関市から撤退したが、現在においても金融機関の集積地たる地位は健在であり、多くの銀行・証券・保険会社が同市に支社・支店を開設している。


主な企業

Category:山口県の企業」も参照

山口県内に本社・本部を置く企業(東証一部上場)
山口県内に生産拠点を置く主な企業
山口県発祥の企業

このほか、かつての財閥の一つである日産コンツェルンの創業者たち(鮎川義介久原房之助ら)は山口県出身であり、日産コンツェルンの流れをくむ複数の企業の生産拠点が山口県に残っている。

特産物

有形文化財建造物

国宝
重要伝統的建造物群保存地区
  • 堀内地区 (萩市)
  • 平安古地区 (萩市)
  • 古市金屋 (柳井市)
  • 浜崎 (萩市)

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

名所・旧跡・観光スポット

年間観光客数は、下関市が最も多く612万人(2007年度)、次いで岩国市の339万人(同年度)、以下、山口市萩市と続く。県内には、他にも観光地として名高い所が多い。

スポーツ

野球
陸上競技
競輪
競艇
オートレース

山口県を舞台にした作品

映画
テレビドラマ
アニメーション

地域

地域圏

地形は、県中央部が山地で沿岸・山あいに小規模な平野や盆地が分散している。海岸線は臨海工業が立地して、それぞれの工場地区ごとに労働力を引き寄せた。また、幹線道路である国道2号も海岸線沿いに走っているため、物流・内陸工業の面でも労働力を引き寄せた。このような産業構造と分布をしているため、内陸部の山口市(県庁所在地)に一極集中せず、人口・物流・資本・情報は分散している。

地域圏にはいくつかの区分方法が考えられるが、一例として山口県による8つの広域都市圏がある。[2]下関広域都市圏と長門広域都市圏は、広域都市圏内で合併が進み、圏内1市となった。以下に記載する人口は、2006年8月1日現在の推計人口。なお、山口県の総人口は1,483,863人。

地区 広域都市圏
(通称;読み)
構成市郡 圏域人口(人)
岩柳 岩国広域都市圏
(岩国・玖珂地域;いわくに・くが-)
岩国市・玖珂郡
(1市1町)
155,057
柳井広域都市圏
(柳井・大島地域;やない・おおしま-)
柳井市・熊毛郡・大島郡
(1市4町)
90,846
周南 周南広域都市圏
(周南地域;しゅうなん-)
周南市・下松市・光市
(3市)
258,784
山防 山口・防府広域都市圏
(県央地域)
山口市・防府市
(2市)
315,552
厚狭 宇部・小野田広域都市圏
(宇部・美祢地域;うべ・みね-/厚狭地域;あさ-)
宇部市・山陽小野田市・美祢市
(3市)
273,177
豊関 下関広域都市圏
(豊関地域;ほうかん-)
下関市(1市) 288,807
長北 長門広域都市圏
(長門大津地域;ながと・おおつ-)
長門市(1市) 40,588
萩広域都市圏
(萩地域)
萩市・阿武郡
(1市1町)
61,052
  • 基本的に旧郡単位で広域都市圏の線引きがなされている(かつては複数の広域都市圏にまたがる旧郡も存在した)。ここでいう広域都市圏は、基本的に地域圏であって都市圏ではない。
  • 気象予報の二次細分区域は上記の広域都市圏と微妙に異なる。詳細は気候の項を参照。

自治体

以下の13市・4郡・6町がある。山口県では、町はすべて「ちょう」と読む。県内に村は無い。ただし、合併前は“村”がありその時はすべて「そん」と読んでいた。

市部(13市)
郡部(4郡6町)

平成の大合併により消滅した市町村

詳細は「山口県の廃止市町村一覧」を参照

2003年4月1日時点で存在し、現在はすでに消滅した市町村の一覧。

教育

山口県幼稚園一覧」、「山口県小学校一覧」、「山口県中学校一覧」、および「山口県高等学校一覧」も参照

大学
高等専門学校
中等教育学校
学校教育以外の施設

マスコミ

新聞

一般紙(全国紙)

以下の全国紙が購読可能である。夕刊紙の日刊ゲンダイと夕刊フジを除いて、西部本社(北九州市福岡市に立地する)の管轄となっている。

※産経新聞は平成9年(1997年)頃から発売を休止していたが、産経新聞社九州・山口本部発足に伴う九州(佐賀県鳥栖市)の毎日新聞社工場への現地委託印刷が開始された平成21年(2009年)10月から山口県での発売を再開した。

一般紙(地方紙)

県下全域を発行エリアにする地方紙
県内特定地域を発行エリアにする地方紙
県外に本社があり山口県も発行エリアにしている地方紙
※過去には西日本新聞福岡市)の支局が山口市下関市に所在していたが、2009年3月31日をもって山口県での販売を廃止したのと同時に支局も撤退した。

専門紙

日本全国を発行エリアにする専門紙

スポーツ紙

デイリースポーツ(大阪・神戸本社管轄の広島支社のエリア)を除き、西部本社の販売エリアである。

サンケイスポーツは発売されていない。また、過去には西日本スポーツも発売されていたが、西日本新聞の山口県撤退と同時に山口県内での発売から撤退した。

テレビ・ラジオ放送

テレビの県域放送局

県域局の地上デジタル放送は2006年10月から本放送を開始した。瀬戸内側を中心に県内の72%で受信可能。

山口県は地形の関係もあり、送信所を山口市の南隣である防府市大平山(標高631m)に置いており、電波が福岡・大分県の周防灘沿岸の各地域まで到達する。その他、下関市火の山中継局からの発射電波も北九州市に届いており、他県の近隣市町村で視聴可能なエリアが存在する。

青森県山梨県徳島県とともにFNNの放送局が存在しない(かつてtysがFNSに加盟していたが現在は離脱。また大分県にはテレビ大分があるが、日本テレビ系とのクロスネットとなっているため完全なフジテレビ系ではない)。しかし三方を海に囲まれている山口県は、他の地域以上に電波状態の良い地域が多いこともあり、他県のFNS加盟局が(県西部の大半でTNCが、柳井市沿岸部・周防大島町ではEBCが、和木町・岩国市旧市域ではtssが、萩市北部でTSKが)視聴可能ということもあり、ある意味過密ともいえる電波状況の良さがFNN県域局の必要性を薄れさせているという見方もある(実際、山口県周辺のFNN各系列局の山口県内における視聴率は、県域放送局並み、あるいは同等以上に良好であるといわれている)。尤も、他県の電波が受信可能なのはFNN系列局に限ったことではない。なお、2011年以降の地上デジタル波への完全移行後はスピルオーバーの大幅な制限によりケーブルテレビに加入していない場合視聴が不能になる地域がある。

TXNは南西部でTVQ九州放送が受信できる。

山口県では系列外のFNN・TXNの番組は各局が番組ごとに番組購入を行って時差(数日~数週間遅れ)放映を行っている。このことから山口県内の民放局で視聴するときには放送内容がタイミングを失していることもあることもよくある他、そもそも山口県内で放映されない番組(一部のアニメ番組・ゲーム系番組・情報番組など)もある為、このような番組を視聴する者は他県波を受信する者も少なくない。他県の放送局では、RKB毎日放送・KBC九州朝日放送(福岡)、RCC中国放送(広島)、RNB南海放送(愛媛)、OBS大分放送(大分)の視聴可能なエリアが多い(以前は同じ時間帯で県内全ての放送局でTXNの番組が放送されたことがあった)。

これらの事情から、週刊TVガイドザテレビジョンという2大テレビ専門誌では、山口県を全県版としては扱わないで、東部(山口市・周南市など)では広島県山陰地方準広域放送地域鳥取県島根県)の分と、西部(下関市など)では福岡県佐賀県と合せたものを1つのエリアとして発行・発売しており、同じ雑誌でも実質同一県で2冊発行するという事態になっている[3]

ラジオの県域放送局

他県のラジオでは県西部の大半でFM FUKUOKACROSS FMLove FMが、県東部でHFMFM愛媛、県北部でV-airが聴取可能。

山口県は土地柄上、夜間のAM在京・在阪電波よりも、日中から韓国のラジオ電波がよく入り、日本海側ではFMの韓国波も入る。特に、韓国からのAM波に阻害されて県域放送さえ入りにくい地域も散見される。

コミュニティラジオ局

カッコ後ろの「JW」はJ-WAVEから、「MB」はMusic birdからの番組配信あり(無印は自社製作中心)。

ケーブルテレビ局

山口県にFNN系・TXN系のテレビ局がないことから、県外波を受信する目的としたケーブルテレビ局の加入率が高いと言われている。

各局の詳細はCategory:山口県のケーブルテレビ局を参考のこと。

交通

道路

高速道路
有料道路
国道

中国地方の道路一覧」を参照

県道
1963年(昭和38年)の山口国体開催にあたり、県管理道路(県道と一部の国道)のガードレールを特産の夏みかんにちなんだ黄色にしようということになった。それ以来県道のガードレールには黄色いものが使われている。また、萩市中心部には茶色いガードレールがある。

鉄道

西日本旅客鉄道(JR西日本)
九州旅客鉄道(JR九州)
  • 山陽本線(下関駅~門司駅(福岡県北九州市))
錦川鉄道

バス事業者

航空

航路

海外行フェリー

国内フェリー

その他の航路

  • 柱島航路(岩国市)
  • 端島航路(岩国市)
  • 黒島航路(岩国市)
  • 浮島航路(周防大島町(旧橘町))
  • 前島航路(周防大島町(旧久賀町))
  • 情島航路(周防大島町(旧東和町))
  • 平郡航路(柳井市)
  • 祝島航路(上関町)
  • 馬島航路(田布施町)
  • 牛島航路(光市)
  • 大津島・馬島・黒髪島航路(周南市)
  • 野島航路(防府市)
  • 蓋井島航路(下関市)
  • 巌流島航路(下関市)
  • 六連島航路(下関市)
  • 関門連絡船(下関市・北九州市)
  • ヴォイジャー(下関市・北九州市)
  • 相島航路(萩市)
  • 大島航路(萩市)
  • 見島航路(萩市)

医療

岩国、柳井、周南、山口・防府、萩、宇部・小野田、長門、下関の8つの二次医療圏が設定されている。また、山口県内における三次救急指定医療機関としては、以下の4つがある。

なお、萩医療圏と長門医療圏の全域では、これら4機関への自動車での移動が1時間を越えるため、医療体制や交通網の整備が課題となっている。

警察

山口県警察」を参照

山口県出身の有名人

山口県出身の人物一覧」を参照

脚注

  1. ^ 予報細分区域PDF
  2. ^ その起源は、平井龍県知事時代における『オクトピア構想』(オクト(8)とユートピア(理想郷)の造語)にあり、1987年2月に策定された「第四次県政振興の長期展望」の中で具体化された。
  3. ^ ただ、週刊TVガイドでは広島版と名乗っていた時代に、山口県の番組表を掲載し、それを全県で発売していた時期があった。一方、福岡・佐賀・大分の分を含めた「北部九州版」として発行されていた時代には、山口県の番組表は載せていなかった。

関連項目

外部リンク

公式

観光

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