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一般的な羊羹と同様に砂糖と餡を寒天で固めるのが典型的な製法で羊羹よりも水分を多くして柔らかく作る。餡は小倉餡を用いるのが一般的であるが、白餡の水羊羹なども存在する。また、餡を使わずに黒砂糖を使う製法もある。
水で戻した後でちぎって細かくした寒天を水(寒天一本あたり500-600cc)とともに鍋に入れて沸騰させる。寒天が湯の中で溶解した後に砂糖と餡(少量の水で溶かした葛粉を入れる場合もある)を入れて再び沸騰させる。これを冷ましたものを漉して容器に流し込んだ後に冷やすと水羊羹となる。
一般的に、アルミ缶やプラスチックカップに入った製品が市販されているが、高級菓子店では竹筒に入った製品も販売されている。かつては、大きな木枠の箱に流しこみ、切り売りしていた。その名残として福井県や石川県では、厚紙製の箱に羊羹を流し込んで販売する店がみられる。
夏に冷やして食べる事が多く俳句の季語も夏であるが、福井県をはじめとして、大阪府(能勢町周辺)京都府(亀岡市周辺)、石川県(輪島市周辺)、新潟県(上越市周辺)、山形県(鶴岡市周辺)、栃木県(日光市周辺)などでは主に冬に食べる。 福井県のものは黒砂糖と寒天を使用し、水分の多い極柔らかい仕上がりの、かなり独自の食品である。
福井県・亀岡市・能勢町では「丁稚羊羹」と呼ぶ例が見られる。京都市や滋賀県の近江八幡などで作られる「丁稚羊羹」とは製法も食感は全くことなる。三重県の伊賀地方、奈良県の「丁稚羊羹」は、福井の水羊羹に形態が近い。
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