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漢方医

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漢方医(かんぽうい)は、脈診腹診舌診など伝統中国医学(東洋医学)の手法で診察し、を建て、生薬で構成された漢方薬を処方して治療をする医師のことである。

漢方医と蘭方医

江戸後期まで、医術といえば伝統医療のことであり、わざわざ「漢方医」と名乗ることはなかった。徳川家治の時代に、杉田玄白前野良沢らによる「蘭学」が始まったことから、これらを勉強した医師「蘭方医」が登場。明治期になると、それまで蘭方と呼ばれていた西洋医学が正当な医術となり、今までの伝統的な医術を行う医師のことを漢方医と呼ぶようになった。

漢方医と中医

伝統的な中国医学の治療家という意味では、中国における中医と同じであるが、中国では、中医が薬術と鍼灸を併用して行っているのに対し、日本では二つが分業になっている。これは伝統的に、日本では視覚障害者が多く鍼医となり、とくに元禄時代に活躍した杉山和一の門から多くの優れた盲人の鍼医が輩出し、盲人特有の指先の勘の鋭さと繊細な技術による優れた文化を創ったため、明治以降も鍼と按摩は医療とは別の制度が作られ、現在に至っている。

関連項目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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漢方医学
漢方医学(かんぽういがく)とは伝統中国医学の影響を受けた日本医学である。伝統的診断法によって、生薬による処方を行い、病を治療する方法、もしくは、その医学大系のことを指す。これによって処方された生薬による処方を漢方薬と称す。また、漢方には、漢方薬による治療のみでなく、鍼灸按摩、食養生などが含まれる。 -中国では、「漢方薬」と称することはなく、中薬、湯液などと称する。 -漢方と称するのは江戸時代、ヨーロッパ医学を蘭方と指すことに対して、使われた医学を指す。 明治時代以降は、皇方・皇漢方・和方・和漢方・東洋医学とも呼ばれた。尚、漢方医学という用語は、昭和初期に使用が始まった用語である。日本漢方という用語は、昭和後期より使用されている。『傷寒雑病論』は、『傷寒論』(しょうかんろん)と『[[金匱要略]...
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清水藤太郎
清水 藤太郎(しみず とうたろう(1886年明治19年)3月30日-1976年昭和51年)3月1日))は、日本薬学者薬学博士薬剤師宮城県仙台市出身。帝国女子医学薬学専門学校教授を経て、東邦大学薬学部教授(のち名誉教授)。神奈川県薬剤師会会長、中央薬事審議会委員、正倉院薬物調査員などを歴任。日本薬史学会を朝比奈泰彦らとともに設立。国際薬史学会アカデミー会員。日本薬学会名誉会員。 日本および各国の薬局方に精通し、薬学ラテン語、和漢薬、薬剤学薬史学など多岐にわたる専門書を著した他、漢方医湯本求真に師事し、薬剤師の立場から漢方復興にも尽力した。
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