男装(だんそう)とは、それぞれの文化によって「男性用」と規定されている衣装・装飾品を身につけることで、一般には女性の異性装であるとされる。しかし女性の場合は、現代においては社会的に許容される服装の幅が比較的広いため、伝統的な基準では相当に“ボーイッシュ”な服装であっても男装とは呼ばれない傾向にある。
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日本では古くから女性の男装に魅力を感じる文化があり、白拍子、女歌舞伎、女義太夫などの文化が存在し、“男装の麗人”という言葉にみられるように、男装がむしろ女性としての魅力を引き立たせるものと見られた。近現代においては、宝塚歌劇団・OSK日本歌劇団など、演劇・ショーにおいて女性が男役を演じる「少女歌劇」(レビュー)が人気を集めた。女剣劇は女性のみではないが女性が男役を演じる。
また、西洋歌劇(オペラ)では、ズボン役と言われる「男装した女性歌手が演じる役」がある。モーツァルトのフィガロの結婚に出てくるケルビーノ、ベートーベンのフィデリオに出てくるレオノーレ(フィデリオ)などがある。両者はともにズボン役と呼ばれるが、前者のケルビーノは少年(男性)というキャラクター設定であるのに対し、後者フィデリオは「レオノーレ」という本名が物語るように女性である(女性であるが、男性の振りをしている)。
女性が男性のキャラクターのコスプレをする行為は非常に一般化している。女性が男性キャラクターの服装を着ることが、コスプレ業界においては珍しくない。そのため、男装をよくする女性が例外的に女性のキャラクターのコスプレをする場合も、「女装」と呼ぶ場合がある。
男装でのタレント活動例として腐男塾やノースリーブスの例がある。どちらも女性アイドルとしての活動が土台にある上で男装をしている。 男装のみでの活動はBLOVERS+、B's Princeなど。
歴史上ではハトシェプストやジャンヌ・ダルク、川島芳子など、自己防衛や威力誇示、政治的な理由や、男の子の代わりとして育られたために男装をした場合もある。
演劇やコスプレなどで男役をやる際、乳房を平らに見せて、より男性の体型に近づけることも多い。
胸を平に見せる方法はさまざまだが、ガムテープ・さらし・腰用サポーター・ナベシャツ(専用の補正下着)などで胸部を締め付けて押さえる方法が多くとられる。
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