軟質磁器(なんしつじき)とは磁器の種類で、磁器化温度が低く硬さが低い(=軟らかい)ものを指す。軟磁器とも呼ばれる。対置する用語として硬質磁器がある。素地(きじ)はフリット質を多く含み、透明性が高い。1,200℃前後の低温で焼成でき透光性に優れるが、焼成中に変形しやすいという欠点がある。
代表例
代表的な例としては、16世紀末からフランスやベルギーで作られたフリット磁器や19世紀以降にフランスで作られたセーヴル磁器、イギリスで誕生したボーンチャイナなどがある。フリット磁器は変形の制御が困難なことから今日では作られていないが、セーヴル磁器やボーンチャイナは現在でも広く生産されている。
なおソフトペーストという素地があるが、これは主として陶器の原料であり、軟質磁器と直接の関係はない。
関連項目
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磁器磁器(じき)とは、
高温で
焼成されて吸水性がなく、叩いた時に金属音を発する
陶磁器を一般に指す。しかし西洋などでは陶器と区別されない事が多く、両者の間には必ずしも厳密な境界が存在するわけではない。素地が白くて透光性があり、機械的強さが高いという特徴がある。また、焼成温度の高い
硬質磁器と、比較的低温で焼成される
軟質磁器に分けられる。
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硬質磁器硬質磁器(こうしつじき)とは、
軟質磁器以外の
磁器の総称。硬磁器とも呼ばれ、一般的な磁器はこれに分類される。
硬質磁器はさらに1,300℃以上で
焼成される高火度磁器と、それ以下で焼成される低火度磁器に分類される場合もある。前者の例として、
ベルリン王立磁器製陶所で作られたベルリン磁器などが挙げられる。後者には普通
食器などが入る。
なお、
カオリンを含む
ハードペーストは磁器すべての
原料であり、硬質磁器だけがこれから作られるわけではない。
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陶磁器陶磁器(とうじき)は、土を練り固め焼いて作ったものの総称。やきもの。
セラミックの一種で、
畿内より東では瀬戸物(せともの)と呼ばれ、
中国、
四国以西では唐津物(からつもの)とも呼ばれる。焼き方や用途や生産地などから数多く分類される。
日本では
岐阜県土岐市が生産量日本一である。
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