進級(しんきゅう)とは
- 書道、珠算などの認定試験等で級が上がること。また、段位が上がることも進級という。
- 学校教育などに於いてその学年の課程を修了し、次の学年に進むこと。 本稿では下記に記す。
進級の認定
各学年の課程の修了の認定は、児童・生徒の平素の成績を評価して行なう。成績の評価を実際に行なうのは日常、児童・生徒の指導にあたる教員であるが、最終的に課程の修了の認定を行ない、進級の可否を決定するのは校長である(学校教育法施行規則第27条、第55条、第65条の10、第65条、第73条の14、第73条の16第2項)。なお認定の基準については、市町村教育委員会の規則で規定されることがある。
- 課程修了の認定は本来校長の権限に属するので、県教育委員会が市町村教育委員会の所管する学校について、1年間の総授業数を定め、その3分の2以上授業を受けたものについて課程の修了を認める旨の規則を定めるのは適当ではない(昭和28年3月12日付け委初第28号 文部省初等中等教育局長回答)。
進級の時期
各学年の課程の修了は、学年の終わりに認定すべきであって、学年の中途で学力の認定を行ない、上級学年に進級させることはできない(昭和29年10月19日付け雑初第356号 文部省初等中等教育局長回答)。
関連項目
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年齢主義と課程主義年齢主義(ねんれいしゅぎ)と課程主義(かていしゅぎ)とは、
教育学において
教育制度上で対立する二つの
主義である。この語には、
学年制度・
入学制度の場面で使われる意味と、
義務教育制度の場面で使われる意味がある。
学年制度・入学制度の意味での年齢主義と課程主義は、
学校などにおいて、
学習者をどの学年に所属させるか(
進級させるか)や、どのレベルの
カリキュラムを与えるかや、入学志願者の入学を許可するかを決定する際の、判断基準となる考え方のことを指す。この場合は、年齢主義では、学習者・入学志願者の
年齢によって学年・
学習内容・合否が決定され、課程主義では、学習者・入学志願者の
学力(習熟度・到達度)や
履修状況(
学歴)によって学年・学習内容・合否が決定される。通常はこの意味で用いられるので、...
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原級留置原級留置(げんきゅうりゅうち)とは、
学校に
在籍している
児童・
生徒・
学生(
在学生)が、何らかの理由で
進級しないで同じ
学年を繰り返して
履修すること。落第(らくだい)や留年(りゅうねん)に対する公式の表現で、学校長の権限によって生徒、学生に対しこうした処分をすることを原級留置処置という。原級留め置き(げんきゅうとめおき)、又は留級(りゅうきゅう)と表記される場合もある。
対義語は「及第」・「通常の進級」である。
類似のケースに当たるものに、
小学校就学を標準よりも遅らせる「
就学猶予」、学校
卒業後の上級学校への
進学時に期間が空く「
過年度進学」がある。
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